玄関前で立ち尽くさない!プロが教える「鍵紛失」の正しい対処法とやってはいけないNG行動
2025年10月02日
2025年10月02日

楽しいお出かけの帰り「あれ、鍵がない……」。秋の行楽シーズンは、そんな鍵の紛失トラブルが多発します。万が一のときに玄関前で立ち尽くさないために、プロが教える「正しい対処法」と、焦ってやりがちな「NG行動」を詳しくご紹介します。 ご家族と一緒に、ぜひ一度ご確認ください。
なぜ秋は「うっかり」鍵をなくしやすいの?
そもそも、なぜこの季節に鍵の紛失が増えるのでしょうか。それには、服装や行動における3つの「いつもと違う」が重なることが原因と考えられています。
服装の変化:上着のポケットが「仮置き場」に
涼しくなり上着を羽織ることが増え、鍵をついポケットに入れてしまいがちに。上着を脱いだり、飲食店で椅子にかけたりした際に、滑り落ちるケースが考えられます。
行動の変化:外出機会そのものの増加
気候が良く外出機会が増えることで、鍵を取り出す回数そのものが増えます。回数が増える分だけ、紛失のリスクも高まることが考えられます。
持ち物の変化:注意力の分散
行楽地で使用するレジャーシートやカメラなど、普段と違う持ち物に気を取られがちに。いつもなら注意している鍵への意識が散漫になってしまうことが考えられます。
【NG行動】まずは落ち着いて!焦ってこれをやると、もっと大変なことに……
パニックになると、ついやってしまいがちな行動があります。しかし、これらは状況をさらに悪化させる可能性があるので注意が必要です。
NG①:針金などで無理やりこじ開けようとする
映画やドラマのワンシーンのように、針金やヘアピンで鍵を開けようとするのは絶対にやめましょう。 鍵穴の内部は非常に精密な構造になっており、無理にいじるとシリンダーが完全に壊れてしまいます。 そうなると、鍵を開けるだけでなく、鍵穴ごと交換する必要があり、修理費用がさらに高額になってしまいます。
NG②:「安い」だけの無認可業者にすぐ電話する
スマホで「鍵開け 安い」のような検索をすることもあるかもしれません。 それ自体は悪くないのですが、ポストによく入っているマグネット広告の業者なども含め、なかには高額な追加料金を請求する悪質な業者も存在します。 まずは落ち着いて、信頼できる業者かどうかを見極めることが重要です。
【正しい対処法】もしものときは、この順番で行動を!
では、実際に鍵をなくしてしまったら、どうすれば良いのでしょうか。以下のステップで冷静に行動しましょう。
STEP①:まずはカバンの中、ポケットの中をもう一度探す
基本中の基本ですが、意外と見つかるケースが多いのがこれです。「もう探した」と思っても、 カバンの内ポケットや、着ている上着のポケットなど、もう一度、すべての持ち物を落ち着いて確認してみましょう。
STEP②:今日立ち寄った場所をリストアップして連絡する
飲食店や商業施設、利用した駅など、今日一日立ち寄った場所を思い出せる限りリストアップし、順番に電話で問い合わせてみましょう。 親切な方が届けてくれている可能性は十分にあります。
STEP③:交番に「遺失届」を出す
それでも見つからない場合は、最寄りの交番か警察署で「遺失届」を提出しましょう。 もし誰かが鍵を拾って届けてくれた際に、連絡がもらえるようになります。
【プロに頼るのが正解】困ったときは、いつでもご相談ください
STEP1〜3を試しても見つからないときや、「すぐに解決したい」「防犯面が心配」というときは、無理せずプロを頼るのが最も安心で確実な方法です。
「auおうちあんしんサポート」にご加入の皆様は、 24時間365日、鍵開けのプロがご自宅まで駆けつけます(離島除く)。 深夜や早朝でも、知らない業者を慌てて探す必要はありません。
以下おうちあんしん会員サイトより、おうちトラブルかけつけサービスが利用できます。
まとめ:鍵紛失を防ぐための、今日からできる一手間
最後に、うっかり紛失を防ぐための簡単な予防策をご紹介します。
- スマートタグ(紛失防止タグ)を取り付ける
- 家を出るとき、鍵をかけた後に指差し確認する
- カバンの中の「鍵の定位置」を決めておく
正しい対処法を知っておくことで、万が一の時も冷静に行動できます。備えあれば憂いなし、ですね。