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鍵を紛失したらどうする?対処方法や費用相場、注意点は?

icon clock2025年12月24日

おうちの安心だより 鍵を紛失したらどうする?対処方法や費用相場、注意点は?

帰宅した際に鍵が見つからず、焦った経験はありませんか? 慌てて鍵開けの専門業者などを呼ぶ前にやるべきことがあります。今回は万が一鍵を紛失した場合に、慌てずに解決するための対処方法や注意点をご紹介します。解錠や鍵の交換などの費用相場についても触れていきますので、ぜひご一読ください。

紛失した鍵を探す3つのステップ

鍵を紛失したことに気づいたら、焦りからパニックに陥ってしまうかもしれません。しかし、落ち着いて状況を整理しながら探すことで、鍵が見つかる可能性があります。

鍵の紛失に気づいたら、まずは次の3つのステップで冷静に対処しましょう。

1. 身の回りを改めて探す

まずは、身の回りに鍵がないか改めて探します。外出時に普段しまっているところ以外から、鍵が見つかる可能性があるためです。

例えば、いつもは鍵をバッグのポケットの部分に入れていても、ほかのものを出すときにポケットから出していて、バッグの底に埋まっているかもしれません。家を出るときに慌てて、上着のポケットに鍵を入れたままにしていることも考えられます。あるいは、バッグの中の本やハンカチ、タオルなどの間に鍵が挟まっているかもしれません。

メインのバッグやエコバッグ、買い物をしたスーパーやコンビニの袋、上着やパンツのポケットなど、持ち物や服の鍵が入る場所はすべてチェックしましょう。バッグは中身を一度すべて出して探してみるのがおすすめです。車で移動している方は、シートに挟まっているなど車内に落ちていることもあります。

2. 一日の行動に沿って探す

身の回りを探しても見つからない場合には、一日の行動を思い出して、立ち寄った場所や利用した交通機関をリストアップします。

例えば、鍵を会社のデスクの上やスポーツクラブのロッカーの中に忘れていたり、スーパーやコンビニで財布やスマートフォンを出すときに落としていたりするかもしれません。あるいは、電車やバスを待っているときや、乗車中に鍵を落とした可能性も考えられます。

反対に「ランチをしたときには、バッグに鍵があった」といったように、鍵がいつまで確実にあったかを思い出せれば、捜索する範囲を狭められます。

立ち寄った場所などのリストアップを終えたら、鍵を紛失した可能性が高い場所から優先して探しましょう。鍵を道に落としていることも考えられるため、自宅の近くなど、戻って探せる範囲は見に行きます。電話で鍵の落とし物の問い合わせをする際には、鍵や鍵につけているキーホルダーやキーケースなどの特徴や、落とした可能性のある時間帯のほか、もし見つかった場合の連絡先についても伝えておきます。

3. 警察に遺失届を出す

紛失した鍵を拾った人が警察に届けていることもあるため、警察署や交番で遺失届を出します。一部の都道府県ではオンラインで遺失届を出すこともできますが、受理されるまでに時間がかかる場合があることから、急ぎの場合は警察署や交番での届出手続きが推奨されています。

警察に遺失届を出しておくと、届出をした時点では鍵が届いていなくても、見つかった際には連絡をもらえます。また、各都道府県ではWEBサイトで拾得物を公開しています。

鍵が見つからない場合の対処方法

鍵を探しても見つからない場合には、状況に応じて「鍵開けを依頼する」「合鍵を作製する」「鍵を交換する」といった対処が必要になります。

鍵を紛失して、家族などが予備の鍵を持っていない場合や、家の中に急いで入りたい理由がある場合には、鍵の専門業者に鍵開けを依頼します。家族や管理会社などが予備の鍵を持っている場合には、必要に応じて合鍵を作製します。

鍵を紛失して予備の鍵がないケースや、安全面から鍵を変えたいケースなどでは、鍵の交換を行います。ここでいう鍵交換とは、鍵穴のあるシリンダーの交換です。基本的にシリンダーは既製の錠に合うものにしか交換できませんが、同じメーカーの防犯性の高いシリンダーに変更できるケースもあります。

ただし、鍵が見つからない場合の対処方法は、賃貸物件と持ち家のマンション、戸建てでは異なる部分があるため、住まいのタイプ別にポイントをまとめました。

賃貸物件

アパートやマンション、貸家といった賃貸物件にお住まいの場合は、まずはオーナーや管理会社への連絡が必要です。

オーナーが物件の管理を管理会社に委託している場合には、連絡を入れるのは管理会社です。管理会社の連絡先は賃貸借契約書に記載されているほか、エントランスなどに管理会社名と連絡先の掲示が行われていることがあります。管理会社の連絡先が分からない場合には、賃貸借契約を結んだ不動産会社に尋ねる、検索エンジンで物件名から調べるといった方法をとりましょう。

オーナーや管理会社に連絡がついた場合には、今後の対応に関して相談を行い、指示に従います。オーナーや管理会社がマスターキーを保管している場合には、駆けつけて鍵を開けてもらえる可能性があります。ただし、鍵の悪用や紛失のリスクから、昨今ではマスターキーを預かっていない管理会社が多く、預かっている場合も時間帯によっては翌日以降の対応となることがあります。

夜間や休日などでオーナーや管理会社と連絡がつかないケースで、急いで鍵を開けたい場合には、鍵開けの業者の手配を検討します。この場合も、営業時間内に改めてオーナーや管理会社に連絡を入れましょう。

また、管理会社によっては、自社管理物件の入居者を対象に365日・24時間体制のサポートサービスにより、鍵の紛失時の鍵開けサービスを提供しています。こうしたケースでは連絡を入れると、応急措置として鍵開けの専門業者が駆けつけます。

賃貸物件は原則として、退去時には入居時に受け取ったすべての鍵の返却が必要になります。また、賃貸物件の鍵を紛失すると、入居者の費用負担で鍵交換を求められることがあります。

マンション

ここでいうマンションとは、自分や家族が所有する分譲マンションに住んでいるケースです。分譲マンションを借りて住んでいる、いわゆる分譲賃貸の場合の考え方は、基本的に賃貸物件と同様です。

鍵の紛失時に「管理会社や管理組合が鍵を預かっているのでは?」と考えて、管理会社に連絡する方もいますが、一般的には鍵の預かりは行っていません。管理会社が建物の管理を委託されているのは共用部分のみのためです。ただし、管理組合を通じて警備会社と各住戸がセキュリティーサービスを契約しているケースなどは、鍵の預かりを行っている場合もあります。

そのため、マンションの鍵を紛失して鍵開けが必要な場合には、所有者が個別に鍵の専門業者を手配します。ただし、オートロックマンションの場合は、共用部分のエントランスの解錠は鍵の専門業者は行えません。鍵を紛失したときにオートロックマンションで建物内に入るには、管理人、もしくはマンション内の知り合いにエントランスを開けてもらう必要があります。

また、マンションの鍵交換を行う際には管理規約や使用細則などにより、管理組合への届け出が必要な場合や指定業者が決められている場合があるため、確認が必要です。指定のシリンダーにしか変更できないケースや、シリンダーの色が指定されているケースもあります。

鍵の交換においても、特に注意が必要なのはオートロックマンションです。オートロックマンションでは、各住戸の鍵で共用部分のエントランスや通用口、ゴミ置き場などが開けられる逆マスターシステムが採用されています。逆マスターシステムに対応した鍵への交換は、専門業者からメーカーに発注することになるため、作業が完了するまでに3~4週間程度を要するのが一般的です。

エントランスなどのオートロックの解除が非接触キーの場合には、キーヘッドやタグのオートロックシステムへの登録も必要になります。

戸建て

持ち家が戸建ての場合は、基本的に鍵開けや鍵交換に制約はありません。鍵を紛失し見つからない際には、鍵開けや鍵交換の専門業者を手配します。鍵が古く防犯性が低い場合には、紛失を機会に防犯性の高いシリンダーへ変更することも選択肢となります。

鍵の紛失時の注意点

鍵の紛失時に慌ててしまい対応を誤ると、トラブルがさらに大きくなってしまうリスクがあります。鍵の紛失時に知っておきたい注意点をまとめました。

自分で鍵をこじ開けようとしない

鍵開けには相応のコストがかかることから、「自分で、ヘアピンなどを使って鍵を開けられないだろうか」と考えて行動に移すのは厳禁です。

鍵の専門業者は専用の工具を用いて、専門的な知識や経験に基づいてピッキングなどによる解錠を行っています。素人がヘアピンや安全ピン、クリップ、針金などを使って鍵を開けようとするのは困難です。素人が無理に解錠を試みると、鍵穴を傷つけるだけではなく、シリンダーを壊してしまうリスクもあります。

あるいは、玄関の鍵をこじ開けようとする様子を見た人が窃盗犯だと思い込み、通報されてしまうことも考えられます。

また、2階以上の窓が開いている場合に、物置やはしごからよじ登って室内に入ろうとするのも、落下のリスクがあるためおすすめできません。

SNSで周知しない

多くの人から紛失した鍵の情報提供を得ようとして、SNSで立ち寄った場所やなくした鍵の情報を伝えるなど、鍵探しを呼びかけるのはNGです。不特定多数が住所などの個人情報や鍵に関する情報を知ることになり、鍵が見つかった場合にも悪用されるリスクが高くなります。

鍵探しを手伝ってもらうのは、家族や友人などの信頼できる人にとどめましょう。

鍵開けには原則として身分証明書が必要

鍵の専門業者が鍵開けを行う際には、なりすましによる犯罪を防ぐための対策がとられています。

鍵開けには原則として居住者本人の立ち会いと、運転免許証やマイナンバーカード、在留カード・特別永住証明書といった顔写真付きの身分証明書による本人確認が必要です。これらが手元にない場合には、保険証やクレジットカード、郵便物などの複数の確認物での本人確認や、警察官の立ち会いによる解錠に対応している業者もあります。

また、鍵の専門業者が第三者からの依頼に対応するのは、安否確認が必要なケースなどで、警察官が立ち会う場合に限られています。そのため、友人や知人などに鍵開けの立ち会いを代わってもらうことはできません。

鍵の専門業者を呼んで、本人確認書類を提示できないことを理由に作業が中止になると、キャンセル料が発生する可能性があります。鍵の専門業者に問い合わせをした際に、本人確認に利用できる身分証明書について確認しておきましょう。

相場よりも高い業者には依頼しない

鍵開けはインターネットで相場よりも極端に安い料金をうたう業者もあります。しかし、実際には緊急性のある事態につけ込み、特殊作業費などの名目で費用を加算し、高額な請求を行うケースがあるため、注意が必要です。

悪徳業者による高額請求を避けるには鍵開けの費用相場を把握して、相場よりも極端に安い業者や極端に高い業者への依頼は避けるのが賢明です。鍵開けを依頼する際には見積もりを依頼するとともに、料金の内訳や追加料金が発生する可能性についても、事前に確認しておきましょう。

鍵が見つかっても安心は禁物

もし、紛失した鍵が後で見つかったとしてもひと安心とはいえません。鍵が見つかる前にすでに合鍵を作られてしまい、空き巣やストーカーによる不法侵入などの被害に遭うリスクがあるためです。そもそも鍵を落としたのではなく、盗まれた可能性もあります。

鍵を身分証明書が入った財布などと一緒に紛失したケースや、鍵が自宅近くで見つかったケースなどで、住所を特定されているリスクが高い場合には、鍵交換を行うと安心です。特に一人暮らしの方は安全面から鍵の交換を検討しましょう。

賃貸物件の鍵交換はオーナーや管理会社の許可を得る

賃貸物件にお住まいの場合は、鍵交換を行う前にオーナーや管理会社の許可が必要です。無断での鍵の交換は、契約条項違反となる可能性があります。賃貸物件の鍵交換は、管理会社の手配により指定業者が行うのが一般的です。

オーナーや管理会社と連絡が取れない状態で、鍵の専門業者に鍵開けを依頼した場合には、その場では鍵の交換を行わないようにしましょう。

また、紛失を理由とする賃貸物件での鍵交換にかかる費用は、基本的に入居者が負担します。

マンションの鍵交換は管理会社に確認する

分譲マンションは持ち家ではあっても、管理組合が定めた管理規約や使用細則によって、鍵交換に関する規定が設けられていることがあります。

鍵交換を行う前に管理組合への届出が必要なケースがあり、指定業者が決められていることもあります。鍵交換によるトラブルを避けるために、業者を手配する前に管理会社などを通じて鍵交換に関する規定を確認しましょう。

保険が利用できるか確認する

加入している火災保険によっては、住まいのトラブルに関するサポートサービスにより、鍵のトラブルによる鍵開けが無料で提供されているケースがあります。

火災保険に加入している場合は補償内容やサービス内容を確認し、鍵のトラブルに対応するサービスがある場合には、万が一に備えて連絡先などを控えておきましょう。

鍵の紛失の対処に関わる費用相場

鍵を紛失した場合の対処にかかる料金について、鍵開けと合鍵作成、鍵交換のそれぞれの費用相場をまとめました。業者によっては支払い方法が現金のみとなることがあるため、鍵の専門業者に問い合わせを行う際には、支払い方法についても確認しておきましょう。

鍵開けの費用相場

鍵開けの費用は、ピッキングやサムターン回しなどで解錠できるケースで、8,000円~3万5,000円程度が相場です。

鍵開けは、ディンプルキーなど複雑な鍵ほど料金が高くなります。ピッキングでは解錠できない場合には、ドアスコープや郵便受けからドアオープナーを差し込み、サムターンを回して解錠します。ドアスコープからドアオープナーを差し込むケースでは、ドアスコープを破壊することになるため、新しいドアスコープの部品代が必要です。また、ダブルロックで2カ所の解錠が必要なケースでは追加費用が必要になります。

夜間や休日の作業になる場合は、3,000円~5,000円程度が加算されるのが一般的です。エリアによっては出張料金を加算する業者も見られます。

さらにピッキングやサムターン回しでは解錠できない場合には破壊解錠となり、破壊解錠の費用に加えて、防犯面から新しい鍵への交換費用も必要になります。こうしたケースでは安価なシリンダーを取りつけた後、後日、防犯性の高いシリンダーへ交換することもあります。

合鍵作製の費用相場

街にある店舗や、ホームセンターやショッピングモールなどにある鍵の専門店で合鍵を作る場合の費用相場は、鍵の種類によって違いがあります。片面にギザギザがあるピンシリンダーや両面にギザギザのあるディスクシリンダーキーは、1,000円前後です。表面に凹凸のあるディンプルキーの作製費用は5,000円程度です。

このほかには鍵の専門店やオンラインショップで、鍵に記載されたメーカー名と鍵番号から作製を依頼する方法があります。鍵の作製費用は1,000円~5,000円で、これに送料が加わります。

マンションなどで非接触キーによるオートロックシステムが採用されている場合には、キーヘッドやタグの購入費用や登録費用も必要です。

鍵交換の費用相場

鍵交換の費用は、作業代とシリンダーなどの部品代で構成され、複雑な鍵ほど部品代が高くなります。

鍵交換の費用相場は、ピンシリンダーやディスクシリンダーは1万5,000~2万5,000円程度、ディンプルシリンダーは2万5,000円~3万5,000円です。ダブルロックの場合は、シリンダー2つ分の部品代が必要となり、作業代もアップします。

また、オートロックマンションの場合は2万5,000円~5万5,000円程度が相場となります。

鍵を紛失しないための対策

鍵を紛失してしまうと、出費が発生するだけではなく、空き巣などのトラブルの要因となるリスクもあります。そこで、日常生活などで鍵の紛失を避けるためにできる工夫点などをまとめました。

鍵を定位置に保管する

日頃から鍵をバッグや服のポケットなどに乱雑に入れ、鍵をきちんと管理していない状況では、鍵の紛失リスクが高まります。

外出時の鍵の紛失を防ぐには、例えばバッグの中のファスナーのついたポケットにしまうなど、定位置に保管することを習慣化します。バッグの外側のポケットや上着のポケットなど、落ちてしまいやすい場所にしまうのは避けましょう。時折、バッグの中に鍵が入っているか意識して確認することも習慣づけると、鍵を紛失しにくくなります。

また、家でも鍵の定位置を決めて必ずそこに戻すようにすれば、出がけに鍵が見つからずに慌てるといった事態も避けられます。

鍵に大きめのキーホルダーや鈴をつける

鍵を落としてしまったときに気づかないことも、紛失に至る要因の一つです。鍵を落としてしまったとしても、その場で気づければ、すぐに拾ったり、周囲を探したりできます。鍵の紛失に気づかずに時間が経過すればするほど、どこで落としたのか分からなくなってしまいがちです。

そこで、鍵に鈴をつけておくと、落としてしまったときに音で気づきやすくなります。鍵に大きめのキーホルダーをつけておくと、バッグの中で視認しやすいことから、鍵があるかどうか意識しやすくなります。

あるいは、鍵を落とすこと自体を防止するには、リールキーホルダーをバッグにつけるという方法があります。リールを伸ばした状態で鍵の開閉を行えば、鍵を落としにくい上に、どこにしまったか分からなくなるといった事態も避けられます。

鍵にスマートタグを取りつける

スマートタグとは、スマートフォンと連動して位置を確認できる紛失防止用のタグです。鍵にスマートタグをつけておくと、万が一紛失したときに大まかな位置を把握できます。さらにアラーム音が鳴るタイプのスマートタグなら、近くにいるときには音を頼りに探すこともできます。

また、スマートタグの選び方の面では、自分のスマートフォンのOSに合わせて対応する製品を選ぶ必要があります。スマートタグはiOSに対応したものが多く、Androidで利用できる製品は限られています。スマートタグの形状による種類では、鍵につけるのに向いているのはキーホルダータイプです。

スマートロックに交換する

鍵の紛失を防ぐには自宅の玄関の鍵をスマートロックに交換し、物理的な鍵を持ち歩かなくて済むようにするのも手です。

スマートロックとは、スマートフォンなどを用いて施錠や解錠、管理ができるシステムのこと。玄関ドアのサムターンに通信機能を持つ本体を設置し、スマートフォンにインストールした専用アプリからWi-FiやBluetoothを経由して操作する仕組みです。

スマートロックの中には、暗証番号やカードなどでも施錠や解錠ができるタイプもあります。付属の両面テープで貼るタイプなど、工事が不要で後付けできる製品も市販されています。

スマートロックはスマートフォンなどで外出先でも鍵の管理ができるため、鍵を閉めてから出たのか心配になったときにも、すぐに施錠状況をチェックできるというメリットがあります。ドアを閉めると自動的に鍵が閉まるオートロック機能や、バッグなどに入れたスマートフォンが近づくと自動で解錠するハンズフリー機能がついたタイプも展開されています。

また、不在時に家族や友人が訪れる予定がある場合には、指定した時間のみ有効となるワンタイムパスワードの発行が可能です。

ただし、オートロックマンションでは、専有部分の鍵をスマートロックにしても、共用部分のエントランスなどの開閉のために、既存の鍵を持ち歩く必要があります。また、玄関ドアにサムターンが埋まっているケースなど、スマートロックが取りつけられないドアがある点にも注意が必要です。

鍵の紛失に備えるための物件の選び方

賃貸物件や分譲マンションを探す際には、鍵を万が一紛失したときに備えて、防犯性に優れた物件を選ぶと安心です。あるいは、物理的な鍵がない物件を選ぶことも選択肢となります。

オートロックの物件

マンションなどでオートロックが備わった物件では、エントランスのドアが閉まると自動的に施錠されます。エントランスの内側に入るには、鍵やヘッドカバー、タグ、カードなどによる解錠が必要です。

オートロックの物件は部外者が建物内に入りにくいという安心感があります。ただし、住民の後ろについて立ち入る共連れが発生したり、紛失した鍵などで不正に解錠されたりするリスクがあることから、オートロックを過信しないことが大切です。オートロックマンションであっても、専有部分の鍵をかけないのはNGです。

また、オートロックマンションの中には、オートロックが二重・三重になっている物件や、エレベーターが住居階しか止まらない仕様の物件、指紋認証や顔認証を採用した物件など、より防犯性が高いマンションもあります。

防犯カメラが設置されている物件

防犯カメラが適切に設置された物件では、不審者が侵入した際に映像が記録として残ります。また、複数台の防犯カメラが設置されていると、不審者の侵入の抑止力にもなります。

防犯カメラはエントランスの外側と内側、エレベーターの内部、共用階段、共用廊下、集合ポストなどに設置されているのが理想的です。

管理人が常駐する物件

アパートやマンションの管理形態は物件によって異なります。管理人などが常駐する物件のほうが、防犯性に優れています。

アパートのほとんどや戸数の少ない賃貸マンションでは、管理人が複数の物件を管理する巡回管理や、必要に応じて管理会社が対応する無人管理が多くを占めます。日勤管理は管理人が平日の9時~17時といった昼間に勤務する形態で、土日や夜間は無人となるのが一般的です。

大規模マンションでは、日中は管理人、夜間は警備員が勤務する常駐管理の形態をとる物件が多く、フロントサービスを担うコンシェルジュを置くマンションもあります。一方で、分譲マンションの中にも管理会社に管理を委託せず、管理人を置かない自主管理の物件も見られます。

常駐管理が行われている物件は、常に人の目があることから、不審者の侵入に対して心理的な抑止力となります。また、鍵を紛失した際には、管理会社にスムーズに相談できるのも利点です。

スマートロックの物件

賃貸物件を探す際にはスマートロックが付帯した物件を探すという選択肢もあります。スマートフォンで解錠や施錠ができるため、物理的な鍵を紛失する心配がなくなります。

ただし、スマートロックが付帯した物件の中には、スマートフォン以外にもICカードで解錠や施錠ができるケースもあります。ICカードがある物件では、スマートフォンの紛失や充電切れに備えて、持ち歩いていたほうが安心です。

万が一の鍵の紛失に備えるためのサービス

鍵を紛失したときに、自分で鍵開けの専門業者を手配するとなると、どこに頼んだらよいのか判断に迷うのではないでしょうか。検索エンジンで鍵の専門業者を探すと、数多くの業者のホームページが見つかります。鍵開けは高額請求トラブルが起きていることから、信頼できる業者を慎重に選びたいところですが、一方で緊急性が高い状況下では冷静な判断がしにくいという難しさがあります。

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まとめ:鍵の紛失時には冷静な対応を

鍵の紛失に気づいたときには、「身の回りを探す」「一日の行動に沿って探す」「警察に遺失届を出す」の3つのステップで、まずは落ち着いて鍵を探しましょう。それでも鍵が見つからない場合には状況に応じて、鍵開けや合鍵の作製、鍵の交換を専門業者に依頼します。

ただし、賃貸物件にお住まいの場合には、鍵の紛失時にはオーナーや管理会社への連絡が必要です。分譲マンションにお住まいの場合も、管理規約などで鍵交換などに関する規定が設けられている可能性があるため、管理会社などに確認しましょう。

万が一の鍵の紛失に備えるためには、「auおうちあんしんサポート」に加入しておくと安心です。鍵のトラブル以外にも、水回りのトラブルやガラスのトラブルなどに対応しています。「auおうちあんしんサポート」はauユーザー以外の方も加入可能で、月額料金550円(税込)で大きな安心が生まれます。