電子レンジの電源がつかない・温まらないときの対処法とは?
2026年02月13日
2026年02月13日

電子レンジは日々の食事の準備に欠かせないため、「電源がつかない」など、動作不良が起こったときには早急に対処したいものです。
今回は電子レンジの電源がつかないときやエラーコードが表示されるとき、温まらないときの対処方法についてまとめました。修理と買い替えの判断基準についても触れていますので、電子レンジの不具合が続いている方もご一読ください。
電子レンジの電源がつかないときの対処方法

電子レンジの電源がつかないときは必ずしも故障とは限らず、自分で対処できるケースもあります。これから挙げる対処方法を試してみても電源がつかない場合には、故障を疑いましょう。
対処方法①:ブレーカーの確認3>
電子レンジの電源がつかないときには、まずは分電盤をチェックして、ブレーカーが落ちていないか確認します。電子レンジ以外の家電も使えない状況の場合には、ブレーカーが落ちている可能性があります。
分電盤の左側にあるアンペアブレーカーが落ちている場合は、家全体の電気の使いすぎが主な原因です。この場合は使用する家電の数を減らしてから、アンペアブレーカーを上げます。電子レンジは電気の消費量が多いため、電子レンジの電源を入れたことが原因でブレーカーが落ちたことも考えられます。
ただし、スマートメーターが設置され、アンペアブレーカーの機能が内蔵されている場合には、基本的には分電盤にアンペアブレーカーはありません。スマートメーターにアンペアブレーカーの機能が内蔵されているケースでは、自動で復旧して再び電流が流れるようになりますが、電気を使いすぎている状況のままでは、またすぐに家全体の電流が遮断されます。
このほかにも、一部の電気回路の使いすぎでアンペアブレーカーが落ちているケースや、漏電や配線のショートによって漏電ブレーカーが落ちているケースもあります。漏電や配線のショートが疑われる場合には、電力会社や電気工事会社に相談しましょう。
対処方法②:プラグの差し直し
電子レンジがつかないときは、コンセントにプラグがしっかりと差し込まれていない可能性があるため、差し直してみましょう。また、コンセントからプラグを抜いてコンセントに差し直すと、一時的な動作不良がリセットされることがあります。
また、コンセントからプラグを抜いてコンセントに差し直すと、一時的な動作不良がリセットされることがあります。
ブレーカーが落ちておらず、電子レンジのプラグを差し直しても電源がつかない場合には、ほかの家電のプラグをコンセントに差して作動するか確かめます。ほかの家電も使えない場合は、コンセントに不具合が生じていることが疑われます。
対処方法③:ドアの開閉
電子レンジは機種によっては、一定時間使用しないと自動的に電源が切れる待機電力節約機能がついています。待機電力の節約機能によって電源が入っていないケースでは、電子レンジのドアを開閉すると、再び電源が入って操作パネルが点灯します。
それでも電源がつかない場合は修理相談
ブレーカーやコンセントに問題がなく、コンセントにプラグを差し直したり、電子レンジのドアを開閉したりしても電源がつかない場合には、本体が故障している可能性があります。電子回路基板の不具合などが原因となるため、メーカーや販売店に修理相談をしましょう。
エラーコードが表示される場合の対処方法
電子レンジの電源はついても、操作部にエラーコードが表示されて使えない場合には、取扱説明書やメーカーのホームページで、原因や対処方法を確認しましょう。
電子レンジのエラーコードは故障箇所を示すもののほか、使い方に問題があることを示すものもあります。
例えば、「庫内が高温になっていて使用できない」「食品の分量が多い」「(付属品を用いる機能の)付属品の使い方が誤っている」といったケースです。電子レンジの庫内が高温になっているケースでは、扉を開けて冷えるまでしばらく待つと、再び使えるようになります。
温まらないときの対処方法

電子レンジの電源が入っても温まらない場合にも、故障しているとは限らず、簡単な方法で対処できるケースもあります。
対処方法①:プラグを抜き差しする
電子レンジの中に入れた食品が温まらない場合も、再起動することで直る可能性があるため、コンセントからプラグを抜き差ししてみます。プラグを抜いて10分程度待ってから、再びコンセントに差してみましょう。
対処方法②:延長コードの使用をやめる
電子レンジは消費電力が大きいため、延長コードを使わずに直接、コンセントにプラグを差すのが基本です。延長コードを使用していると十分な電力が供給されず、不具合の原因となることがあります。
また、異常発熱による発火や感電のおそれがあることからも、延長コードの使用はやめましょう。
対処方法③:容器を変える
電子レンジが正常に作動していても、容器が原因で温まらないケースもあります。
電子レンジで使えるのは電磁波を通し、耐熱性のある容器です。耐熱温度が140℃以上のプラスチック容器やシリコン容器、耐熱性のあるガラス容器、陶器や磁器が該当します。ただし、陶器や磁器のうち、金や銀の装飾が施されたものやひび割れがあるもの、素焼きのものなどは使えません。
一方、金属製の容器は電磁波を反射するため、中の食品が温まりません。電子レンジで金属が使われた容器を使用すると、スパーク(火花)が発生して発火が起きるおそれもあります。
また、四角の皿や深い器は温まり方にムラができやすい点にも注意しましょう。
故障の主な原因はマグネトロンの不具合
プラグの抜き差しなどを行っても改善せず、電子レンジに入れた食品が温まらない場合は、本体が故障していることが考えられます。
電子レンジはマグネトロンという部品が、マイクロ波と呼ばれる電磁波を発生させて、食材に含まれる水分子の振動による摩擦熱で温める仕組みが採用されています。電子レンジで食品が温まらない主な原因は、マグネトロンの不具合です。マグネトロンの寿命は約2,000時間とされています
電子レンジの修理費用の相場

電子レンジがつかない、あるいは温まらない場合に、修理にどの程度の費用がかかるのか、費用相場をまとめました。
| 症状 | 修理内容 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 電源がつかない | ドア部品の交換 | 8,000~24,000円 |
| 電気回路部品や基板の交換 | 15,000~52,000円 | |
| 温まらない | 電気回路部品やマグネトロン、基板の交換 | 24,000~37,000円 |
基板の交換やマグネトロンの交換を伴う修理では、3万円から5万円といった高額な修理費用がかかることがあります。
電子レンジの寿命の目安

電子レンジの寿命は使い方や使用頻度にもよりますが、一般的には約10年です。マグネトロンの寿命は約2,000時間のため、1日30分間使用すると、約10.9年で寿命を迎える計算になります。
電子レンジに不具合が生じたときは寿命のサインかもしれません。症状によってはそのまま使い続けていると、発火による火災のリスクがある点に注意が必要です。
電子レンジの寿命の目安をまとめました。
電源がつかないことや操作ボタンが反応しないことがある
電源がつかないケースや操作ボタンが反応しないケースは、主に電気回路部品や電源基板の不具合が原因です。
ただし、一時的な不具合の場合には、プラグの抜き差しやドアの開閉で直ることもあります。これらを試しても直らないケースや頻繁に発生するケースは、寿命を迎えている可能性があります。
使用中に停止することがある
電子レンジの使用中に途中で停止してしまうことが続く場合は、センサーなどの部品の故障や接続不良が考えられます。
ただし、使い方に問題があるケースもみられるため、取扱説明書で確認しましょう。また、エラーコードが表示される場合も、取扱説明書で対処方法などの確認が必要です。
食品が温まりにくい
「食品が温まりにくい」「ムラができやすい」といった状態が続く場合は、マグネトロンの劣化が考えられます。マグネトロンの劣化によって発生するマイクロ波が弱まると、食品が温まりにくくなります。
使用中に異音や異臭がする
電子レンジで食品を温めているときに、「ブーン」といった正常な稼働音とは異なる異音がする場合や、金属が溶けたようなにおいといった異臭がする場合には、部品の破損や劣化などが考えられます。そのまま使い続けると発火のおそれがあるため、使用を中止してプラグを抜いておきましょう。
庫内でスパークが起きる
電子レンジの使用中に庫内でスパークが起きるのは、使い方に問題があるケースを除くと、主に金属板の損傷が原因です。スパークから火災につながることもあるため、速やかに使用を中止しましょう。
誤った使い方からスパークが起きることがあるのは、「金や銀の飾りのついた皿を加熱した」「金属のボウルを温めた」「金属のスプーンを一緒に温めた」「アルミホイルを加熱した」「水分の少ない食品を加熱した」といったケースです。
ドアがスムーズに開閉できない
ドアの可動部分のネジの緩みや、あるいはヒンジやバネの不具合などにより、スムーズに開閉できなくなることがあります。ドアがしっかりと閉まらないと、使いにくいだけではなく、センサーが正常に作動せず、加熱中に停止する原因にもなります。
電子レンジの修理と買い替えの判断基準
電子レンジの電源がつかないといった不具合が起きたときに、修理と買い替えのどちらを選択するべきか迷うかもしれません。電子レンジの修理と買い替えの判断基準として、3つのポイントが挙げられます。
メーカー・家電量販店の保証期間
電子レンジのメーカー保証は通常1年間です。メーカーによってはマグネトロンの保証期間は2年となっています。このほかに、家電量販店などでの購入時に無料、もしくは有料で3年や5年といった期間の長期保証が付帯していることがあります。
メーカーや家電量販店などの保証期間内で、無償で修理を受けられるのであれば、修理を選択したほうが経済的です。
メーカーの部品保有期間
メーカーの製造終了後の部品保有期間は、電子レンジは8年が一般的です。お持ちの電子レンジが製造終了から8年以上経っている場合には、修理を依頼しても部品がなく、そもそも修理ができない可能性があります。
そのため、製造終了から8年以上経過した製品の場合には買い替えがおすすめです。
修理費用と買い替え費用の差額
メーカーや家電量販店の保証期間が過ぎたケースで、修理と買い替えで迷った場合には、修理費用と買い替え費用の差額が判断基準となります。
修理費用が安価な場合には修理も選択肢となりますが、修理費用と買い替え費用の差額が小さい場合には、買い替えがおすすめです。購入から年月が経過している場合は、修理をしても別の不具合が起きるおそれがあります。また、新しい製品の省エネ性能が高ければ、電気代の節約につながる可能性があるためです。
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家電が故障して修理を依頼しようとすると、新品を購入する場合と大差ない費用がかかることがあります。家電や修理内容によっては修理と買い替えのどちらを選択しても、高額な出費となります。
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※ 家電保証はau おうちあんしんサポート課金開始日の28日後からご利用開始(ご依頼可能)となります。
※1 メーカー保証期間内の自然故障は対象外
※2 修理・代替品の金額に上限あり。
※3 一部対応できない地域あり。地域により追加費用等が必要となる場合やサービス利用対象外となる場合あり。
まとめ:故障の場合は修理依頼が必要
電子レンジの電源がつかない場合や温まらない場合は、故障以外の原因のケースもあるため、まずは自分でできる対処方法を試してみましょう。ただし、電子レンジの故障は自分では直せないため、修理をするにはメーカーなどの修理窓口へ相談が必要です。また、スパークが起きる場合や、異音や異臭がする場合などは発火による火災のおそれがあるため、速やかに使用を中止しましょう。
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