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クーラーの掃除は自分でできる?掃除が可能な範囲や手順とは

icon clock2026年02月13日

女性とエアコン

クーラーを快適に使うには定期的なお手入れが必要ですが、どこまで自分で掃除ができるか疑問を持ったことはありませんか? クーラーのクリーニングは、専門業者に委託する方法もあります。

今回はクーラーの自分で掃除ができる範囲について、それぞれの手順を紹介します。また、専門業者によるエアコンクリーニングの必要性にも触れていきます。

そもそもクーラーの掃除は自分でできる?

女性とエアコン

クーラーのニオイや汚れが気になった場合に、自分で掃除をすることは可能なのでしょうか。結論からいうと、クーラーの掃除といっても、内部の清掃はエアコンクリーニングの専門業者でなければ難しく、自分でできる範囲は限られています。

内部の清掃を自分でやるのはリスクがある

クーラーの内部の掃除を自分でやるのが困難なのは、分解洗浄が必要なためです。クーラーなどの電化製品に関する専門的な知識がない人が、分解をしたり、内部の清掃を行ったりすると、「部品を元に戻せない」「水をかけて故障してしまう」「感電によってケガをする」といったリスクがあります。

事故につながるおそれもありますので、自分でクーラーの内部の掃除をするのは控えるべきです。

自分で掃除が可能な範囲

自分で掃除ができるのは主にクーラーの表面です。フィルターや本体カバー、吹き出し口・ルーバー、室外機の表面の4カ所が該当します。自分で掃除が可能な範囲内のお手入れをするだけでも、クーラーの効きがよくなることがあります。

また、クーラーの掃除をする際には安全に作業を行うために、コンセントからプラグを抜くか、ブレーカーを落としておきましょう。

フィルターの掃除方法

エアコン

フィルターはホコリやチリなどが内部へ侵入するのを防ぐパーツです。フィルターが汚れて目詰まりした状態では、空気を吸い込むときに多くのエネルギーが必要となるため、電気代が高くなってしまいます。

掃除の頻度

クーラーのフィルターは比較的頻繁にお手入れが必要なパーツです。2週間に1回程度を目安に、使用状況に応じて掃除をしましょう。

必要な道具

掃除機

古い歯ブラシ

布(タオルなど)

台所洗剤などの中性洗剤(油汚れが付着している場合)

掃除の手順

  1. 取り扱い説明書を確認して前面パネルを開けます。メーカーや機種にもよりますが、前面パネルの両サイドを同時に持ち上げて開ける方法が一般的です。
  2. フィルターの汚れがひどい場合には、外した際に周囲にホコリが舞うのを避けるため、フィルターや周りに付着したホコリを吸い取っておきます。
  3. フィルターを外します。フィルターは破れたり変形したりしやすいため、無理に強い力で外そうとはせず、やさしく取り扱いましょう。
  4. フィルターを取り外したら、まずは掃除機をかけます。ホコリなどが多く付着している表側から掃除機をかけた後、裏側からかけるのがポイントです。逆の手順でフィルターに掃除機をかけると、目が詰まってしまいやすいため注意が必要です。
  5. フィルターに掃除機をかけただけではホコリなどを取り除けない場合には、シャワーで水洗いします。水洗いをするときには裏側から洗うのがポイントです。また、熱いお湯をかけるとフィルターが変形してしまうため、水またはぬるま湯を使用します。油汚れなどで落ちにくい場合は、台所洗剤などの中性洗剤を薄めて、古い歯ブラシなどでやさしく洗います。
  6. フィルターを十分にすすいだ後、タオルなどの布に挟んで、ポンポンと軽くたたくようにして水分を拭き取ります。
  7. 風通しがよく直射日光の当たらない場所で、フィルターを完全に乾かした後、元に戻します。生乾きの状態でクーラーにセットすると、カビが繁殖する要因となります。

本体カバーの掃除方法

本体カバーは前面パネル(フロントパネル)などの室内機の外側の部分です。本体カバーは室内のホコリやチリが付着しやすい部位です。

掃除の頻度

本体カバーの掃除は1~2週間に1回程度が目安です。フィルターの掃除と一緒に行うとスムーズにできます。

必要な道具

ハンディモップ

雑巾

台所洗剤などの中性洗剤

掃除の手順

  1. 表面に付着しているホコリをハンディモップで取り除きます。上部、前面、側面、下面の順に上から掃除をしていくのが基本です。
  2. 固く絞った雑巾で水拭きをします。前面パネルは取り外せる機種が多く、外して水拭きをしてから元に戻します。ただし、前面パネルは大きいため、ぶつけて破損しないように注意しましょう。前面パネルの汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を薄めたものに雑巾を浸して絞って使用し、洗剤を落とすために水拭きをします。

吹き出し口・ルーバーの掃除方法

クーラーの吹き出し口は風が出てくる部分です。ルーバーは吹き出し口にあり、上下左右に風の向きを変える板状のパーツを指します。いずれも風の通り道となることから、ホコリなどが付着しやすいです。また、吹き出し口は結露が起きることもあり、放っておくとカビが発生する原因となります。

掃除の頻度

吹き出し口やルーバーの掃除の頻度は1カ月に1回程度が目安です。吹き出し口やルーバーが汚れていると、室内に汚れが広まってしまうため、きれいな状態を保ちましょう。

必要な道具

ハンディモップ

エアコン専用ブラシ、または割り箸、キッチンペーパー、輪ゴム

雑巾

台所洗剤などの中性洗剤

掃除の手順

  1. ルーバーは雑巾では拭きにくいため、エアコン専用ブラシを用意するか、もしくはキッチンペーパーを割り箸の先に巻いて輪ゴムで止めた棒を作っておきます。
  2. ハンディモップで吹き出し口やルーバーのホコリを落とします。
  3. 掃除がしやすいようにルーバーを回しておきます。ルーバーは手で簡単に動かすことができますが、機種によっては手では動かせず、破損するリスクがあるため、無理に回さないようにしましょう。機種によってはルーバーを取り外せます。
  4. 吹き出し口やルーバーを雑巾や自作の棒を使って拭いていきます。汚れが落ちにくい場合には、雑巾や棒を水やお湯につけて固く絞ったもので拭くほか、台所洗剤などの中性洗剤を薄めて使用します。ルーバーの奥の送風ファンは壊れやすいため、自作の棒などで掃除をするのは避けましょう。

室外機の表面の掃除方法

クーラーの室外機も、自分で掃除ができる箇所は表面のみです。室外機は風雨にさらされていますが、表面のみの清掃だけで問題ありません。

掃除の頻度

クーラーの室外機の掃除は年1~2回程度が目安です。室外機の周囲に物が置いてあると、冷房時には熱が放出されにくく、暖房時には外の空気から熱を取り込みにくくなります。空気がスムーズに流れるように、室外機の周囲20cmには物を置かないように、日頃から注意しましょう。

必要な道具

ほうき

掃除機

雑巾

古い歯ブラシ

台所洗剤などの中性洗剤

掃除の手順

  1. 室外機の表面についたホコリやくもの巣をほうきで取ります。
  2. 室外機の外カバーを固く絞った雑巾で拭きます。汚れが落ちにくい場合は、薄めた中性洗剤を使用しましょう。
  3. 網目に詰まっている汚れを掃除機で吸い取った後、古い歯ブラシなどでかき出します。ただし、網目を強くこすって傷つけてしまわないように注意が必要です。
  4. 排水用のドレンホースの中の泥などの汚れを古い歯ブラシなどを使ってかき出します。ドレンホースが詰まっていると、水が室外に排出されずに室内で水漏れが起こる可能性があります。
  5. 戸建て住宅などで、周辺に落ち葉がある場合にはほうきで掃いて片付けておきます

掃除機能付きのクーラーも掃除は必要?

「掃除機能付きのクーラーなら、掃除は不要では?」と思われることもありますが、それは誤解です。掃除が必要な部位や頻度には違いがありますが、一定のお手入れは必要です。

掃除機能付きでもまったく掃除が不要なわけではない

「掃除機能付き」のクーラーの多くに搭載されているのは、フィルターの掃除機能です。フィルターにたまったホコリが自動でかき出されるため、日常的なフィルターの掃除の手間は省けます。

しかし、フィルター以外の本体カバーや吹き出し口・ルーバー、室外機に関しては掃除が必要です。油汚れなど、フィルターの掃除機能では落とせない汚れがついた場合にもお手入れを行う必要があります。

さらに、かき出したホコリが屋外に自動排出されるタイプを除くと、ホコリがたまったダストボックスの掃除が必要になります。

また、フィルターの掃除機能のほかに、熱交換器や送風ファンの掃除機能がついたタイプもあります。こういったタイプも、本体カバーや吹き出し口・ルーバー、室外機の掃除は必要ですが、専門業者に内部の分解洗浄を頼む頻度は抑えられます。

ダストボックスの掃除方法

ダストボックスがある機種は、ダストボックスを取り外してホコリを捨てます。ダストボックスの中のホコリを捨てた後、掃除機をかけます。機種によっては、ダストボックスの水洗いが可能です。

また、ダストボックスが満杯になりそうな時期にランプでお知らせする機能がついた機種もあります。こうした機能がある機種の場合はホコリを捨てた後、積算運転時間をリセットします。

プロのエアコンクリーニングが必要な理由

クーラーの掃除は自分ではできる範囲が限られているため、定期的にプロによるエアコンクリーニングを利用するのが望ましいです。クーラーの内部は汚れが蓄積しやすく、カビが繁殖しやすいためです。

クーラーの内部でカビが繁殖しやすいのは、温度や湿度、栄養といったカビが繁殖しやすい状況がそろっているためです。クーラーは空気と一緒に室内のホコリやカビ菌を吸い込むと、温かい空気は熱交換器を通って冷たい空気に変換され、室内に排出されています。空気を取り込む際にフィルターで大きなホコリはキャッチされていますが、微細なホコリやカビ菌は取り込まれて内部に残ってしまうことがあります。

クーラーの内部は吸い込んだ温かい空気と排出する冷たい空気の温度差によって、結露が起こりやすい状態です。気温や湿度が高い上に、ホコリというカビ菌の栄養源があることから、カビが繁殖しやすい環境となっています。

しかし、内部の熱交換器や送風ファンを自分で掃除するのは困難です。そこで、クーラーの内部のホコリやカビを取り除くためには、プロによるエアコンクリーニングを依頼して、内部の分解洗浄を行う必要があります。

また、クーラーの内部の清掃を行うには、道具や専門的な知識が必要なことも、プロに頼む必要がある理由です。クーラーの内部の分解洗浄には、高圧洗浄機や専用のアルカリ洗剤を用います。

クーラーの機種によってパーツの取り外し方が異なり、壊れやすいパーツがあることからも、取り扱いには注意が必要です。クーラーの内部洗浄には、適切な方法で取り外すための製品知識や電気機器に関する専門的な知識も必要になるのです。

プロのエアコンクリーニングを利用するべきタイミングは?

女性とエアコン

クーラーを快適に使用できる状態に保つには、エアコンクリーニングはどのくらいの頻度で利用するべきなのでしょうか。クーラーの状態によっては、早急にエアコンクリーニングの利用が望ましいです。

エアコンクリーニングの頻度

プロのエアコンクリーニングの利用の頻度は、1年に1回が目安です。クーラーにホコリやカビがたまった状態のままでは、ニオイが気になったり、運転効率の低下によって電気代が上がったりすることが考えられます。

ただし、使用環境によってはカビやホコリがたまりやすいことから、年2回のエアコンクリーニングの利用が向いています。室内でペットを飼っているケースでは、ペットの毛がエアコン内部に入り込む可能性があります。喫煙をする人がいると、ヤニの付着によりニオイやべたつきの原因となります。キッチンに近い場所にクーラーを設置している場合は、油煙を吸い込んで油汚れが付着しやすい環境です。

毎年、冷房や暖房を使い始める前の春や秋のタイミングで、エアコンクリーニングを利用するのがおすすめです。一方でエアコンクリーニングを行っている間はクーラーを使えないため、真夏や真冬は向いていません。

エアコンクリーニングが必要なサイン

「クーラーの吹き出し口に、黒い点がある」「クーラーから出るニオイが気になる」といったケースは、プロによるエアコンクリーニングが必要なタイミングです。

クーラーの吹き出し口に黒い点がある場合は、クーラーの内部でカビが繁殖している可能性が考えられます。送風ファンの状態は、吹き出し口から奥にライトを当てると確認できます。送風ファンにホコリやカビがたまっているのが見えた場合にも、エアコンクリーニングを行う必要があります。クーラーの吹き出し口やルーバーの掃除を行う際には、送風の状態をチェックしておきましょう。

エアコンを使用すると生臭さやカビ臭がするなど、ニオイが気になるケースも、内部でホコリやカビがたまっている可能性が高いです。

また、クーラーを使用している時期に体調を崩したり、アレルギー症状が出たりする場合は、エアコンから汚れた空気が排出されているのが原因かもしれません。クーラーの内部の掃除を行わないと、健康を害することがある点に留意しましょう。

また、クーラーを使用中になかなか室温が下がらない場合には、フィルターや熱交換器、送風ファンなどにホコリが付着し、空気の流れが悪くなっていることが原因となっている可能性があります。このような状況では電気代が高くつきやすいほか、クーラーの故障を招くことも考えられます。

クーラーの内部にホコリやカビが蓄積している兆候が見られた場合は、速やかにプロのエアコンクリーニングを依頼しましょう。

プロのエアコンクリーニングの内容

男性とエアコン

プロのエアコンクリーニングを利用すると、どういった作業が行われるのでしょうか。エアコンクリーニングの一般的な流れをまとめました。

  1. エアコンクリーニングを行う前に、クーラーが正常に使える状態か確認するために、動作確認を行います。強風が出るか、ルーバーが動くかといった点などをチェックします。
  2. 作業中にクーラーが誤って作動するのを防ぐために、プラグをコンセントから抜きます。プラグが抜けない場合にはブレーカーを落とします。
  3. 床に養生シートを敷いて作業スペースを確保します。クーラーの下に家具が配置されている場合は、移動できる場合は動かしますが、運ぶのが難しい場合には汚れないように養生をします。
  4. クーラーの前面パネルやフィルター、ルーバーなどのパーツを取り外します。基板カバーなどは、電動ドライバーを用いて外していきます。
  5. 基板などぬらしてはいけない部分を保護したり、周囲の内装などが汚れるのを防いだりするために養生を行います。養生には専用のカバーやビニールの養生シートが用いられており、排水用のチューブも取り付けられます。排水用チューブから出る排水は、床に置いたバケツに流れるようにセットされます。
  6. 専用のアルカリ洗剤を吹きかけた後、高圧洗浄機で洗浄を行い、ホコリやカビを洗い流します。高圧洗浄中は大きな音が出ます。高圧洗浄を行うと、排水用チューブからバケツに真っ黒な水がたまっていくのが一般的です。
  7. 暖房や送風運転を行い、クーラーを乾燥させます。
  8. 浴室などで、取り外したパーツをブラシやスポンジなどで洗浄します。
  9. 洗い終わったパーツの水滴を拭き取り、元の状態に戻していきます。
  10. コンセントにプラグを差した後、動作確認が行われます

プロのエアコンクリーニングでは、パーツを外して、クーラー本体のぬらしてはいけない箇所や周囲の養生を行った上で、内部の高圧洗浄が実施されます。エアコンクリーニングには、専用の道具と専門的な知識が必要です。

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まとめ:定期的なエアコンクリーニングの利用を!

クーラーの掃除が自分でできる範囲は、フィルター、本体カバー、吹き出し口・ルーバー、室外機の表面の4カ所のみです。フィルターなどの掃除を定期的に行うことで、内部へのホコリやカビの蓄積を抑制できます。

一方でクーラーの内部のお手入れは自分ではできません。内部に蓄積されたホコリやカビを取り除くには、プロのエアコンクリーニングを利用する必要があります。専門業者によるエアコンクリーニングでは、高圧洗浄機や専用のアルカリ洗剤などが用いられています。1年に1回はエアコンクリーニングを利用して、快適な状態で使えるようにしたいですね。

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