エアコンクリーニングの料金相場|定期的にプロに依頼するべき理由
2026年04月17日
2026年04月17日

エアコンを快適に使うには定期的なクリーニングが必要です。しかし、「いくらかかるのか分からなくて不安」といった理由から、利用をためらっていませんか?
今回はエアコンクリーニングの必要性について改めて触れた上で、料金相場や選び方のポイントなども取り上げていきます。
そもそもエアコンクリーニングは必要?

「エアコンクリーニングをやる必要はあるのだろうか?」といった疑問を持たれている方は少なくないのではないでしょうか。プロによるエアコンクリーニングでは、内部の分解洗浄などが行われますが、内部の汚れは見えにくいことから、必要性を感じにくいかもしれません。
しかし、エアコンを衛生的な状態に保ち、運転効率の低下を防ぐには、定期的なエアコンクリーニングは欠かせないものです。また、フィルターの掃除機能がついたエアコンも、エアコンクリーニングが必要な点は同様です。
エアコンクリーニングが必要な理由
定期的なエアコンクリーニングが必要なのは、エアコンの内部には汚れがたまりやすく、カビが繁殖しやすい環境であるとともに、汚れた状態では運転効率が低下するのが主な理由です。
エアコンは内部に空気を取り込む構造のため、運転中にホコリやチリ、調理中に発生する油煙などの汚れが蓄積していきます。エアコンにはフィルターが取り付けられていますが、完全にホコリやチリなどの侵入を防ぐことはできないためです。
さらに夏に冷房運転をした後は、内部で結露が発生して湿度が高い状態になっていることから、ホコリなどの中に含まれるたんぱく質をエサとして、カビが繁殖しやすい環境となります。内部にカビが繁殖すると、運転時などの悪臭の原因になるほか、健康への悪影響も懸念されます。
また、熱交換器にホコリや汚れが付着していると、空気の通りが悪くなることから、運転効率が低下してしまい、冷房も暖房も効きにくくなることがあります。さらに運転効率の低下によって電気代がアップしたり、運転時に負担がかかることで故障の原因になり、寿命が短くなったりすることも考えられます。
しかし、エアコンの内部には基板などの電装部品があることから、自分でお手入れを行うことはできません。エアコンの掃除を自分でできる範囲は、前面パネルや吹き出し口、ルーバー、フィルター、室外機の表面のみです。
こうした理由から、エアコンの内部に蓄積した汚れを取り除いて快適な状態で使用するには、エアコンクリーニングを年1回程度の頻度で利用するのが望ましいです。
掃除機能付きエアコンの場合は?
「掃除機能付きエアコンであれば、掃除は必要ない」と思われている方もいますが、これは大きな誤解です。
掃除機能付きエアコンの多くに搭載されているのは、フィルターを自動で掃除する機能です。エアコンのフィルターの掃除の手間は大幅に軽減されますが、自動排出タイプ以外はダストボックスの清掃が必要になります。さらにエアコン内部の掃除は自動で行われないため、エアコンクリーニングを利用する必要がある点は、一般的なエアコンと同じです。
また、掃除機能付きエアコンの中には、熱交換器などの内部の自動清掃機能がついたタイプもあります。このタイプであれば、内部のクリーニングが行われますが、どんな汚れでも落とせるものではなく、油汚れなど落とすことができない種類の汚れもあります。内部の自動清掃機能がついたタイプも、内部の汚れが気になった場合には、専門業者によるエアコンクリーニングを利用するのが望ましいです。
【タイプ別】エアコンクリーニング料金の相場

専門業者によるエアコンクリーニングの相場を一覧でまとめました。。
| エアコンのタイプ | 料金相場 |
|---|---|
| 壁掛け型 | 1万円~1万5,000円程度 |
| 壁掛け型(掃除機能付きタイプ) | 1万9,000円~2万6,000円程度 |
| 天井埋込型 | 2万1,000円~3万4,000円程度 |
エアコンクリーニングの料金は、壁掛け型の掃除機能の有無と、天井埋込型とで分かれているのが一般的です。
エアコンクリーニングは2台以上まとめて依頼すると、2台目以降に割引価格が適用される業者が多いです。あるいは2台のセットプランを設けている業者も見受けられます。業者によっては、タイプの違うエアコンの組み合わせでも、複数台の利用による割引価格が適用されます。
壁掛け型
一般的な壁掛け型のエアコンクリーニングの料金相場は1万円~1万5,000円程度です。2台以上まとめて依頼すると、2台目以降が1,000円~3,000円程度の割引となる業者が多いです。
壁掛け型(掃除機能付きタイプ)
壁掛け型のうち掃除機能付きタイプのエアコンクリーニングの料金相場は、1万9,000円~2万6,000円程度です。掃除機能がついていないタイプよりも料金が高く、2台目は5,000円~6,000円程度の割引となる業者もあります。
壁掛け型の中でも掃除機能付きタイプのほうが料金が高いのは、電装部品の数が多いことから、部品の取り外し工程も多く複雑で、作業時間も長くなるためです。掃除機能付きタイプのエアコンクリーニングを担うスタッフには、より専門的な知識やメーカーごとの構造の理解が必要とされます。
一般的な壁掛け型よりも専門的な知識が必要とされることから、エアコンクリーニングを扱う業者の一部は、掃除機能付きタイプに対応していません。
天井埋込型
天井埋込型のエアコンクリーニングの料金相場は、2万1,000円~3万4,000円程度です。さらに掃除機能付きタイプのほか、吹き出し口が2方向以上ある場合には割増料金が発生することがあります。
また、天井埋込型は構造が複雑で専門的な技術が必要なことから、取り扱いのない業者も見受けられます。あるいは個別の見積もりが必要なケースや、複数台割引の対象から外れるケースもあります。
天井埋込型のエアコンクリーニングを検討する際には、業者に吹き出し口の方向の数や掃除機能の有無などの詳細を伝えて、見積もりを取るようにしましょう。
エアコンクリーニングのオプション料金の相場

エアコンクリーニング業者によって設定されているオプションは異なりますが、多くの業者で用意されていることが多いのは、各種コーティングと室外機洗浄です。これらのオプション料金の相場についてまとめました。
各種コーティング
エアコンクリーニング業者の多くは、カビの発生や繁殖を抑制するための熱交換器などへの防カビ剤のコーティングをオプションとして設けています。防カビコーティングや防カビコートといったコーティングの料金相場は、壁掛け型は3,000円程度、天井埋込型は3,000円~5,000円程度が目安です。
ただし、防カビコーティングが基本作業に含まれている業者もあるため、見積もりを依頼する際に確認しましょう。
室外機洗浄
一般的なエアコンクリーニングでは、基本作業で掃除範囲となるのは室内機(本体)のみです。多くの業者では室外機洗浄がオプションとして用意されています。室外機の清掃範囲は、一般的に外装カバーと熱交換器、プロペラです。
ただし、室外機洗浄は、室外機が床置きの場合のみに対応している業者が多いため、天つり型の場合は注意が必要です。また、室内機とのセットでのみ対応し、室外機だけのクリーニングは受け付けていない業者がほとんどです。
室外機洗浄の料金相場は、壁掛け型は3,000円~5,000円程度、天井埋込型は3,000円~9,000円程度が目安です。
室外機も自分でお手入れができるのは表面のみです。しかし、室外機は風雨にさらされていることから、内部に土ぼこりや黄砂、鳥のフンなどが入り込んだり、黒ずみができたりして汚れが蓄積すると、故障の原因となることがあります。
室外機の内部の汚れが見えて気になる場合には、オプションでつけることを検討しましょう。
エアコンクリーニングの費用を抑えるためのポイント
エアコンクリーニングの費用を安く抑えるには、「複数台まとめて依頼する」「ほかのクリーニングとセットで依頼する」「シーズンオフなどのキャンペーンを狙う」といった方法があります。
この3つの方法についてそれぞれ詳しく見ていきます。
複数台をまとめて依頼する
エアコンクリーニングを扱う多くの業者では、エアコンクリーニングの複数台割引を導入しているため、2台目以降に割引価格が適用されます。
例えば、今回はリビングダイニングのエアコン1台のみを依頼し、半年後に寝室のエアコン1台を依頼するのであれば、まとめて頼んだほうがトータルで支払う金額を抑えられることが多いです。
また、エアコンクリーニングを1台頼んだ場合の料金設定が高めであっても、複数台を依頼した場合の割引幅が大きい業者もあるため、1台分の価格だけでは単純に比較できません。2台以上のエアコンクリーニングを依頼する場合には、複数台割引を反映した料金を比べて検討しましょう。
ほかのクリーニングとセットで依頼する
エアコンクリーニングを取り扱う業者の多くは、キッチンや浴室、トイレ、洗面所といった水回りを中心としたハウスクリーニングを取り扱っています。業者によっては、エアコンクリーニングと水回りの清掃をセットにしたパック料金を用意しており、別々に頼むよりも安価に依頼することができます。
キッチンや浴室などのハウスクリーニングを頼む予定がある場合には、エアコンクリーニングと同時に依頼することで安くなるセットプランが用意されていないか、ホームページなどを探して確認してみましょう。
シーズンオフなどのキャンペーンを狙う
エアコンクリーニングの需要が集中する繁忙期は、夏が来る前から夏にかけての5月~8月です。繁忙期は土日や祝日などの予約が取りにくくなる傾向があります。
また、真夏や真冬の時期にエアコンクリーニングを利用すると、作業の間はエアコンを使えないことから、体調を崩すリスクがあるため、あまりおすすめできません。特にほかの部屋にはエアコンが設置されていない場合には、この時期を避けるのが望ましいです。
一方で春の3~4月、もしくは秋の9~10月は閑散期であり、エアコンを使わなくても過ごしやすい時期でもあります。閑散期は希望するときに予約が取りやすく、エアコンクリーニングのキャンペーンを実施して割引価格で提供する業者も見受けられます。
そのため、特に急いでエアコンクリーニングを行う理由がない場合には、シーズンオフの利用が狙い目です。シーズンオフにキャンペーンが実施されていないか、ネットなどでチェックしてみましょう。
プロによるエアコンクリーニングの内容

専門業者によるエアコンクリーニングでは、養生などの準備を行った後、内部の分解洗浄と取り外したパーツの分解洗浄などが行われます。掃除機能付きタイプは、掃除ユニット部分も清掃範囲に含まれるのが一般的です。
エアコンクリーニングの所要時間は、準備や説明などの時間を含めて、壁掛け型は1時間半~2時間程度、壁掛け型(掃除機能付き)は2時間~3時間程度、天井埋込型は2~3時間程度が目安になります。
プロのエアコンクリーニングでは、実際にどういった作業が行われているのか、一般的な内容を順を追って説明していきます。
1:動作確認・作業説明
エアコンクリーニングを始める前に、まずはメーカーや機種の確認を行います。
そして、作業完了後のトラブルを防止するため、エアコンの動作確認を行い、正常に使える状態かチェックします。実際に電源を入れてリモコンを操作し、強風が出るか、ルーバーが動くかといった点を確認します。また、お客様に対しては日頃、エアコンの運転中などに気になる点がないかなど、簡単なヒアリングが行われることが多いです。
そして作業に入る前に、お客様に対して作業内容の説明が行われます。
2:作業準備
作業準備として、作業中に誤ってエアコンが作動するのを防止するため、コンセントからエアコンのプラグを抜きます。コンセントからプラグが抜けない仕様の場合などは、ブレーカーを落とすことがあります。
また、作業中に周囲を汚すことがないように養生を行います。作業スペースの床には養生シートを敷きます。周囲の家具を作業中に汚さないようにできるだけ移動させた後、運ぶことが難しいものは養生シートでカバーします。
分解・エアコンまわりの養生
エアコンの前面パネルやフィルター、ルーバーといったパーツを取り外した後、内部の基板カバーなど、取り外せるパーツを外します。
そして、エアコンの内部の基板など水でぬらしてはいけない部分をビニールシートなどで保護した後、エアコンの本体全体を専用のカバーやビニールシートなどで養生します。排水用のチューブを取り付け、排水を受けるためのバケツをセットしておきます。
4:内部の洗浄・乾燥
エアコンの内部の熱交換器や送風ファン、ドレンパンなどを専用のアルカリ洗剤と高圧洗浄機を使って洗浄します。高圧洗浄中は大きな音が出る点に留意しましょう。
エアコンの内部を洗浄すると、通常、カビやホコリが含まれた真っ黒な水がバケツにたまっていきます。
洗浄が終わったら、洗剤や汚れが残らないように大量の水でしっかりとすすいで流します。そして、暖房、または送風運転を行い、内部を乾燥させます。
5:取り外したパーツの洗浄・乾燥
浴室などで、取り外した前面パネルやフィルター、ルーバーなどのパーツを専用のアルカリ洗剤やブラシ、スポンジなどを使って洗浄します。そして、洗い終わったパーツを水で流してすすいだ後、水滴を拭き取って乾燥させます。
6:組み立て・動作確認
取り外していたパーツを元に戻して組み立て、コンセントにプラグを差します。最後に試運転を行い、正常に稼働するか動作確認を行います。
エアコンクリーニング業者を選ぶときの注意点
エアコンクリーニング業者は、技術力による質に差があるため、価格だけを比較して選ぶのはおすすめできません。そこで、エアコンクリーニング業者を選ぶときに知っておきたい注意点をまとめました。
技術力があるか見極める
エアコンの内部の洗浄には専門的な知識が必要です。専門的な知識や技術がない人が分解洗浄を行うと、電装部品の故障や部品の破損による水漏れ、さらには発煙や発火による火災を引き起こすリスクがあります。また、業者によって仕上がりには差があるといわれています。
そのため、エアコンクリーニング業者を選ぶときには、技術力を有している業者かどうかの見極めが重要です。例えば、掃除機能付きタイプに対応していない業者は、技術の習得や向上に励んでいないと考えられます。
あるいは、スタッフ向けの研修や勉強会などの教育制度の有無も、判断材料の一つになります。
料金に含まれる範囲を確認する
エアコンクリーニングを依頼する際には、料金に含まれる範囲や追加料金が発生する可能性について確認しておくことが大切です。特に基本作業に含まれる範囲が不明瞭な業者は避けたほうが賢明です。
また、エアコンクリーニング業者は機材などを運搬するため、車での訪問となるのが一般的です。そのため、駐車場を用意できない場合には、実費、あるいは規定料金を請求されることがあります。エリアによっては駐車場代が高額になることもあるため、事前に確認しておきましょう。
補償制度の有無を確認する
技術力の高い業者であればほぼ心配ないとはいえ、エアコンクリーニングは分解洗浄を行うため、「水ぬれによって部品が故障する」「部品の取り外しや組み立ての際に破損する」などのリスクがあります。
万が一に備えるために、損害賠償保険に加入しているなど、補償制度を設けている業者に依頼すると安心です。ただし、製造から10年以上が経過しているエアコンは故障のリスクが高いことから、補償の対象外となることがあります。
エアコンクリーニングをお得に利用しよう
エアコンの内部は使用しているうちにホコリなどの汚れが蓄積していき、カビが繁殖しやすい環境となります。しかし、エアコンの内部は自分で清掃することができません。エアコンを快適な状態で使い、運転効率の低下を防ぐには、年1回、プロによるエアコンクリーニングを利用するのがおすすめです。
「auおうちあんしんサポート」に加入いただくと、株式会社ダスキンのエアコンクリーニングまたはハウスクリーニングを1年に1度、1回、お見積もり料金から20%割引で利用いただけます。
エアコンクリーニングの割引対象となるのは、家庭用の壁掛けタイプの幅120cm未満のエアコン1台です。お掃除機能なしのタイプはもちろん、掃除機能(サイドファン等の付加機能)ありのタイプも、割引の対象に含まれます。
〈エアコンクリーニング割引の例〉
家庭用の壁掛けタイプの幅120cm未満(お掃除機能あり):通常価格:26,400円(税込)
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⇒割引後価格:21,120円(税込)
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まとめ:定期的なエアコンクリーニングを利用しましょう
エアコンを自分で掃除できる範囲は、表面などに限られています。そのため、エアコンの内部にたまったホコリや汚れなどを取り除いて、カビの繁殖やエアコンの運転効率の低下を防ぐには、年1回エアコンクリーニングを利用するのが理想的です。フィルターの掃除機能が搭載されているエアコンも、衛生的な状態に保つにはエアコンクリーニングが必要です。
また、エアコンクリーニングには専門的な知識と技術力が必要なため、信頼できる業者に依頼しましょう。
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