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エアコンのポコポコ音は故障?原因と今すぐできる対処法を解説

icon clock2026年07月12日

エアコンから急にポコポコ音がすると、故障なのか、水漏れにつながるのかと不安になるものです。夜や暑い日に音が続くと、このまま使ってよいのか、いったん止めるべきか迷ってしまいます。

ポコポコ音は、エアコンの中で重大な不具合が起きている音とは限りません。まずは音が鳴るタイミングと、水漏れや冷えにくさなどの不調があるかをチェックしてみましょう。

この記事では、エアコンのポコポコ音の原因、今すぐ試せる応急処置、ドレンホースの点検方法などについて分かりやすく解説します。

エアコンのポコポコ音は故障?まず確認することは何?

エアコンの冷房・除湿中・停止中に発生するポコポコ音は、必ずしも故障とは限りません。

最初に見るのは、音が出る場面と、音以外の症状についてです。冷房・除湿中だけの音か、暖房中にも鳴る音かで対処は変わります。

発生状況 考えられる原因 まず試すこと 相談の目安
冷房・除湿中 気圧差による外気の流入 窓を少し開ける 開けても続くとき
停止中 ドレンホースからの外気 様子を見る 水漏れを伴うとき
暖房中 別の原因の可能性 音の種類を確かめる 音が大きくなるとき
水漏れも一緒 詰まりや排水不良 運転を止める 早めに相談する

「音がいつ鳴るのか」「ほかに不調はないか」に着目しながら、考えられる原因を探ってみましょう。

冷房・除湿時はドレンホースの外気逆流を疑う

冷房・除湿の運転中にポコポコ音がするときは、室内外の気圧差が関係しているかもしれません。室内の気圧が外より低くなると、排水用のホースを通って空気が入り込み、ポコポコと水が動くような音が鳴ります。

まずは窓や給気口を少し開けて、音が弱まるかを確かめてください。そこでおさまるなら、エアコン本体の故障よりも、空気の流れで音が鳴っている可能性があります。

暖房中や別の異音は原因が違う場合がある

暖房中に鳴る音や、ポコポコとは違う音がする場合は、外気の流入とは別の原因を考えます。とくに温度変化によるきしみ、内部部品の作動音などは、冷房・除湿時のポコポコ音とは鳴り方が変わります。ジーやカタカタ、キュルキュルのように聞こえるときは、音の種類と鳴るタイミングをメモしておきましょう。

エアコンからポコポコ音が出る原因は?

ポコポコ音のきっかけとして多いのは、室内の気圧差やドレンホースの詰まりです。あわせて、ホース先端の位置や防虫キャップまわりも確認しておきたいポイントになります。

具体的な原因と起きやすい場面、音以外のサイン、対処方法を以下にまとめました。

原因 起きやすい場面 音以外のサイン
気圧差による逆流 換気扇の使用中・高気密住宅 窓を開けると止まる
ドレンホースの詰まり 掃除をしていないとき 水漏れや排水不良
先端が水や土に触れる ホースが地面につくとき 出口が湿っている
虫の侵入 防虫キャップがないとき 出口に虫やごみ

ここで押さえたいのは、原因を一度で特定することではありません。窓を開けると音が弱まるなら、気圧差によってドレンホースから空気が入り込んでいる可能性があります。

一方で、ホースの出口にごみが詰まっていたり、水漏れが起きていたりするときは、排水の流れに問題があるかもしれません。詳しく見ていきましょう。

室内外の気圧差で外気が逆流する

料理中や浴室換気のあとにだけ鳴るなら、室内の空気が外へ強く引かれている可能性があります。換気扇を回すと室内の気圧が下がり、排水用のホースから外の空気が入り込みやすくなるためです。このタイプの音なら、窓や給気口を少し開けるだけでおさまることもあるでしょう。

ドレンホースに汚れや虫が詰まっている

ドレンホースの中に汚れや虫が詰まると、空気や水の流れが滞り、ポコポコ音が鳴りやすくなります。そのまま詰まりが進むと水漏れや排水不良の原因にもなるため、音以外のサインにも気を配りたいところです。

ホースの出口にごみや虫があるときは、出口まわりを掃除して流れが戻るかを見ます。水漏れがある場合は、音の対処だけで済ませず、排水の状態まで確かめてください。

ドレンホースの先端が水や土に触れている

ドレンホースの先端が地面の土や、たまった水に触れていると、空気や水の通り道がふさがれて音が鳴ります。さらに先端がふさがると排水も流れにくくなり、水漏れの原因にもなります。

室外側でホースの先を見て、地面や水たまりに触れていないかを確かめてください。先端を少し持ち上げて固定できれば、空気や水がスムーズに流れます。

機種によっては給気ホースが関係する

機種によっては換気のための給気ホースが付いており、その部分が音に関係することもあります。これは、外気の流れ方によって発生するタイプのポコポコ音です。

自宅のエアコンに給気ホースがあるかどうかは、取扱説明書で確かめられます。仕組みがわからないときは無理に触らず、販売店へ問い合わせてください。

ポコポコ音を今すぐ止める応急処置は?

ポコポコ音だけが気になる場合は、窓や給気口を開けるところから始めます。続いて換気扇を一時的に止め、ドレンホースの先端を水や土から離しましょう。

応急処置 やり方 効果が出やすい場面 注意点
窓を開ける 少し開けて空気を通す 換気扇の使用中 防犯や雨に注意
換気扇を止める 一時的に運転を止める 強い気圧差のとき 換気の必要時は短時間で
先端の位置を変える 水や土から離す 出口が湿っているとき ホースを折らない
逆流防止弁を相談する 販売店や専門業者へ相談 音をくり返すとき 自己判断で取り付けない

故障かどうかを急いで決めるより、音が変わるか・変わらないかを確認してください。なお、ドレンホースの先端を水に浸す方法は、排水を妨げるおそれがあるため、基本の対処としては扱いません。応急処理の流れとポイントを見ていきます。

窓や給気口を開けて気圧差をやわらげる

まずは、窓や給気口を少し開けて空気の通り道を作ります。室内に外気が入ると気圧差がやわらぎ、ポコポコ音がおさまる場合があります。これで音が落ち着くなら、エアコン本体の故障よりも空気の流れによる音と判断できます。

換気扇を止めて音が変わるか確認する

キッチンや浴室の換気扇を回している間だけ音がするなら、換気扇を一時的に止めて音の変化を確かめます。換気扇が室内の空気を外へ出すと、ドレンホースから空気が入り込みやすくなるためです。

音が消える場合、換気扇による気圧差が原因と考えられます。換気が必要なときは、窓や給気口を少し開けながら使うと、空気の逃げ道と入り口のバランスを取りやすいでしょう。

ドレンホースの先端を水や土から離す

室外側のドレンホースが地面や水たまりに触れているときは、先端を少し持ち上げて離します。ホースを折り曲げると排水が止まるおそれがあるので、流れ道をふさがない形に整えておきましょう。

一時的な対処で止まらなければ原因を確認する

窓を開けたり換気扇を止めたりしても音が続くときは、ドレンホースの詰まりなど別の原因が疑われます。次のドレンホース点検に進みましょう。

ドレンホースはどう確認・掃除する?

ドレンホースは、先端の向き・出口の詰まり・防虫キャップの汚れを順に点検します。泥や枯れ葉、虫が出口をふさいでいないかを見るだけでも、原因をかなり絞れるはずです。

点検箇所 見るポイント 自分でできる対処 相談の目安
ホースの先端 地面や水についていないか 少し持ち上げて固定 直しても鳴るとき
出口の詰まり 泥・枯れ葉・虫の有無 ごみを取り除く 奥が詰まっているとき
防虫キャップ 目詰まりしていないか 外して掃除する 破損しているとき
水漏れの有無 室内機から水が垂れる 運転を止める 水漏れが続くとき

奥の詰まりを無理に吸い出そうとすると、ホースや内部を傷めるおそれがあります。自分で触るのは手前の見える範囲までにして、奥の不具合が疑われるときは専門業者に相談してください。

ここでは、ドレンホースの点検手順とポイントを解説します。

ホースの先端がふさがっていないか見る

最初に、ドレンホースの先端がごみや土でふさがっていないかを見ます。先端が詰まると空気や水の流れが滞り、音や水漏れの原因になります。出口が地面についているときは、少し持ち上げて固定してください。

枯れ葉・泥・虫の詰まりを取り除く

ホースの出口に枯れ葉、泥、虫が詰まっていたら、手袋をして取り除きます。詰まりがあるとポコポコ音が出るだけでなく、水が逆流して室内へ漏れるおそれがあります。

防虫キャップが汚れていないか確認する

防虫キャップが付いているドレンホースでは、キャップの目詰まりが音や排水不良を招きます。キャップは虫の侵入を防ぐ一方で、汚れがたまると空気や水の流れをふさぐためです。

外せるキャップなら取り外し、水で洗ってから戻します。きれいにしても流れが悪いときは、キャップの交換やホース側の点検を考えます。

奥の詰まりや水漏れは無理に作業しない

出口を掃除しても音や水漏れが続くときは、ホースの奥や室内側に原因があるかもしれません。無理に吸い出したり棒を入れたりすると、ホースや内部を傷めるおそれがあります。

奥の詰まりや水漏れが続くときは、個人での対応に限界があります。無理に作業を続けず、修理業者や専門窓口へ相談してください。

エアコンのポコポコ音を予防するには?

ポコポコ音をくり返したくないときは、逆流防止弁の設置、ドレンホースの定期点検、防虫キャップの清掃を行います。あわせて、ホースの出口を定期的に掃除し、高気密住宅では換気のバランスも見直しておきましょう。

逆流防止弁を取り付ける

気圧差によるポコポコ音がくり返すときは、ドレンホースに逆流防止弁を取り付けます。小型のエアカットバルブを付けることで、外気の逆流を抑え、音の発生を防ぎやすくなります。

取り付けには市販の部品も使えますが、位置や向きを誤ると排水を妨げるおそれがあります。不安なときは、設置業者や専門窓口に問い合わせてください。

防虫キャップを付けたら詰まりも確認する

ホースの先に防虫キャップを付けると、虫の侵入を防げます。一方、キャップに汚れがたまると流れが悪くなるため、取り付け後も定期的な点検が必要です。キャップを付けたら、季節の変わり目に一度は汚れや詰まりを確かめてください。

ドレンホースの出口を定期的に掃除する

定期的に手入れしたいのが、泥や枯れ葉がたまりやすいドレンホースの出口です。月に一度ほど出口まわりを点検し、ごみがあれば取り除きます。

掃除のついでに、先端が地面についていないかも見ておきましょう。出口を清潔に保つことが、ポコポコ音と排水トラブルの予防につながります。

高気密住宅では換気のバランスを見直す

高気密住宅では、換気扇を強く使うと室内の気圧が下がり、ポコポコ音が出やすくなります。給気口を開ける、換気扇の強さを調整するなど、空気の入りと出のバランスを整えてください。

24時間換気の給気口がふさがっていないかどうかも、併せて見ておきましょう。空気の通り道を整えることにより、気圧差によるポコポコ音を抑えやすくなります。

修理や専門相談が必要なポコポコ音の特徴は?

ポコポコ音に加えて水漏れや冷えにくさもあるときは、排水不良・故障の可能性があります。

症状 考えられる状態 自分で見ること 修理相談の目安
音と水漏れが同時 詰まりや排水不良 出口の詰まりを見る 直らないとき
冷えにくさもある 故障や能力低下 フィルターと設定温度 改善しないとき
暖房中も鳴る 別の不具合の可能性 音の種類を確かめる 音が大きくなるとき

各症状の特徴と、専門業者に頼るべき目安を整理します。

ポコポコ音と水漏れが同時に起きている

ポコポコ音と一緒に室内機から水が垂れてくるときは、ドレンホースの詰まりや排水不良が疑われます。水漏れを放っておくと、壁や床を傷めるため要注意です。

まずは運転を止めて、出口の詰まりを見てください。詰まりを取っても水漏れが続くなら、早めに修理業者や専門窓口に相談します。

音だけでなく冷えにくさもある

ポコポコ音に加えて、冷房の効きが悪いと感じるときは、故障・能力の低下も考えられます。フィルターの汚れや設定温度を見直しても改善しないなら、内部の不具合まで疑う段階です。

暖房中や停止後も異音が続く

冷房中に限らず、暖房中や運転停止後にも気になる音が鳴るなら、外気の逆流とは別の原因が隠れているかもしれません。部品のゆるみや劣化など、家庭では判断しにくい不具合が潜んでいます。音が大きくなる、頻度が増えるといった変化があれば、早めに専門窓口へ連絡しましょう。

よくある質問

最後に、エアコンのポコポコ音に関するよくある質問をまとめます。

エアコンのポコポコ音は放置してもよいですか?

冷房や除湿のときのポコポコ音で、窓を開けると止まるなら、気圧差による音のため大きな心配はいりません。一方で、水漏れや冷えにくさをともなう音は、詰まりや故障のサインかもしれません。放置せず、まずは状態を確かめましょう。

賃貸で逆流防止弁を取り付けてもよいですか?

賃貸住宅でドレンホースに部品を付けるときは、先に管理会社や大家さんへ相談します。備え付けのエアコンに手を加えると、退去時の負担になる場合があります。

防虫キャップを付けるとポコポコ音は止まりますか?

防虫キャップは虫による詰まり対策には有効ですが、気圧差によるポコポコ音には効果がないことがあります。音の原因に応じて、逆流防止弁の設置や換気の見直しも検討しましょう。

ポコポコ音と水漏れがあるときはどうすればよいですか?

まず運転を止めて、ドレンホースの出口の詰まりを見てください。詰まりを取っても水漏れが続くなら、排水不良や故障を疑います。

まとめ:エアコンのポコポコ音はどう対処する?

ポコポコ音がしたら、まずは「いつ音が鳴るか」と「水漏れや冷えにくさなどの不調があるか」を分けて確認します。冷房や除湿の運転中だけ音がして、窓を少し開けると止まるなら、室内外の気圧差によって外気がドレンホースから入り込んでいる可能性があります。このような音は、窓を開けるなどの応急処置で改善する場合があります。

一方、水漏れや冷えにくさをともなう音は、故障や排水不良の可能性があります。無理に手を加えず、プロに相談してください。

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