小学校の入学準備で買っておきたい!シーン別おすすめ便利グッズ14選
小学校の入学準備、ランドセルや文房具など基本的なもの以外に「あってよかった」と思える便利グッズを紹介。お子さまが安心して通学できる見守りGPSや、保護者に役立つアイテムも!新生活を笑顔でスタートできるよう、ぜひ参考にしてください。
お子さまの小学校生活をサポートする便利グッズ12選
お子さまが成長し、入学のシーズンに入るときには、ランドセルや通学用の鞄はもちろん、文房具から教科書まで、数多くの物品を買い揃えることになります。
しかし、学校の指定品以外にも、便利なグッズがたくさんあります。本記事では、具体的にどのようなグッズを用意しておくといいのかを解説します。
シーン①通学中や学校外で便利なアイテム
学校内では教職員さんがお子さまを見てくれますが、通学時などの学校外の安全がもっとも心配です。
車が行き交う道路上の危険はもちろん、猫のような野生動物や通学路にある公園など、お子さまのトラブル原因になるものがたくさんあります。
そこでまずは、お子さまが安全に通学できるようにサポートしてくれる便利グッズを紹介します。
1. 見守りGPS
画像:あんしんウォッチャー
通学時の子どもたちをサポートしてくれるアイテムとして、最初におすすめしたいのが「見守りGPS」。
見守りGPSとは、人工衛星の発信する電波を受信して現在位置を知るシステムのGPS(Global Positioning System)を活用し、お子さまの現在位置を保護者が見守れるように設計された機器のこと。
見守りGPSをお子さまに持たせることで、登下校や放課後のお出かけ、塾や習い事の行き帰りなどの際に、お子さまの現在位置を確認できるため、保護者の安心感が高まります。
また、入学前に見守りGPSを持たせて、通学路を覚えてもらったり、お子さまと一緒に通学路を歩いてアプリ上での位置の表示方法を共有したりすれば、お子さまも保護者も、ともに安心して日々の移動をこなせるようになるでしょう。
そして、数ある見守りGPSの中でも、おすすめがauの提供する『あんしんウォッチャー』。GPS情報以外にも街なかの無線LAN、au携帯基地局の3つの位置情報を活用し、より精度の高い位置情報を表示するのが評価され、「全国子ども会連合会」や「ペアレンティングアワード(後援:厚生労働省)」(https://parentingaward.com/award.html)からの推薦・推奨商品となっています。
2. 防犯ブザー
見守りGPSのように、通学時の安全確保に役立つのが防犯ブザーです。
防犯ブザーとは、大音量のアラームによって周囲にSOSを伝える老若男女かかわらず扱いやすいアイテムです。
ボタンを押したり、紐を引っ張ったりなどで音が鳴る動作がシンプルな機器です。
ランドセルにキーホルダーのようにぶら下げたり、紐をつけてお子さまの首にかけたりと、持ち歩く際に手間がかからないのもうれしいポイント。
また、駅、警察署、市役所など、防犯ブザーの無料貸し出しを実施している地域もあるので、ぜひ各自治体の情報をチェックしてみてください。
3. ランドセルごとカバーできるレインコート
レインコートは、一見すると安全と関係ないようにも思えますが、小さなお子さまは傘を差し続けることもひと苦労。また、傘と雨で視界がふさがると、通学路で転倒する危険性が跳ね上がります。さらに転んだ際に片手がふさがっているとケガをする確率も高くなるため、両手が自由になるレインコートは、雨の日の通学時にお子さまの安全をサポートします。
レインコートのなかでも、ランドセルごとカバーできるタイプがおすすめです。
その一方で、傘に比べてレインコートは、かさばって収納しにくいことがネック。雨に濡れた後でも収納できるビニール袋や専用ケースなど、ほかのグッズと合わせてお子さまに持たせておくのがベストです。
4. 交通安全グッズ
交通事故から子どもを守るためには、運転手から見えやすいようにすることも大切です。蛍光色の反射材が付いたタスキやキーホルダー、靴の後ろ側に貼る反射テープ、光を反射する素材をつかった運動靴など、さまざまな交通安全グッズが販売されています。
交通安全グッズの価格は種類によって幅広い選択肢がありますが、ランドセルに引っかけるキーホルダーや小さめの蛍光テープは手軽に購入しやすくおすすめです。
ちなみに、学校によってはランドセルに貼る蛍光テープなどが配布されることもあるので、配布物を確認してから買い足していきましょう。
5. 紐つき長靴
レインコートや傘だけではなく、雨の日に重要なグッズといえば長靴です。ただし、普通の長靴ではお子さまの動きをカバーしきれずに、長靴と足のすき間から雨水が入ってしまい靴の中に水がたまってしまうことも多々あります。
学校に到着次第、乾かせればよいのですが、そのためにタオルを多めに持たせるとなると、すでに多くの教科書が詰まっているランドセルに入れるのはひと苦労。また、足や長靴をタオルで拭けたとしても、靴下は乾かしきれないので、予備の靴下がなければ足元は濡れっぱなしです。
ところが雨が入り込む隙間をなくせる“紐つき”の長靴を買えば、それらの問題は一挙に解決します。そのうえ一般に流通している紐つき長靴は、通常のゴム長靴よりも滑りにくい加工が靴底に施されていることが多く、雨の日の安全に一役も二役も買ってくれます。
シーン②休み時間や給食など校内で便利なアイテム
お子さまが快適なスクールライフを過ごすためには、登下校時の安全以外も気にかける必要があります。
確かに通学にはたくさんの危険が付きまといますが、お子さまにとっては学校内で過ごす時間のほうが長いのも事実。そのなかで役に立つ便利なグッズも数多くあります。
1. 大き目の水筒
まず学校生活で気にしたいことは、お子さまの水分補給。以前は、水道水を直接飲むことも多かったものの、現在は各家庭で持たせた水筒をつかうことが多くなっています。
水筒のサイズは6年間使用を考えると750ml~800mlがおすすめ。ちなみに水分補給は、夏場の脱水症状を避けるためにも重要ですが、秋冬では喉の乾燥を防ぐことで、風邪予防も期待できます。
水筒はオールシーズン必要な持ち物だと言えるので、交通安全に関連したグッズと同じくらい早めに用意しておきたいですね。
2. 移動ポケット
昨今、子どもたちに持たせることが多くなっているアイテムが移動ポケットです。これは極小の肩がけ鞄やウエストポーチともいえるような物で、とくにマスクが必須となった時期以降は非常に重要なグッズとなりました。
上着やズボンにポケットがついている場合は、必要性を感じにくいかもしれませんが、服によってはポケットが小さすぎることもあるので、ひとつ用意しておけば重宝します。
また、服から独立した移動ポケットは、簡易的なメディカルキットのような扱いで、マスクをはじめとした、絆創膏、ハンカチ、ポケットティッシュなど、衛生用品を入れておくのに役立ちます。
外側につけるため、汚れが目立たない色が適していますが、可愛らしい色でお子さまの目を楽しませてあげてもいいでしょう。
3. 名前入りハンカチ
小学校では、子どもたちが同じ物をつかうため、運動靴、上靴、文房具、ノート、教科書、ランドセル、体操服など、ありとあらゆる物に名前を書き込んでおく必要があります。
そんななかで意外と忘れがちなのが、ハンカチに名前を書き込んでおくこと。基本的に、キッズ用に名前を書くスペースがあるハンカチ以外は、油性ペンをつかっても名前を書き込むことが難しく、柄やデザインを損なってしまうことも多いはず。
そこでおすすめなのが名前の刺しゅうされたハンカチ。ペンで名前を書き込むのと違って、よっぽどのことがない限り、名前が消えてしまうことはありません。小学校を卒業するまでつかい続けられたという話もあるようです。
4. 手荷物掛けベルト
教科書を置いて帰る“置き勉”が禁止の学校では、ランドセルの重さが大きな課題。小さなお子さまにとって、毎日多くの教科書を運ぶのは相当な負担となります。
持って行ったり、持ち帰ったりする物は、ほかにも体操服、体育館シューズ、給食着など、挙げればキリがありません。
そんな毎日の持ち物の重さをラクにしてくれるのが手荷物掛けベルトです。これはランドセルの背中側中央にフック上のベルトを取りつけ、そこに別の体操服や体育館シューズなどが入った袋を引っかけることで、お子さまの両手を自由にできるアイテムです。
また、ランドセルの上から背負えるナップサックも市販されているので、子どもたちの両手にかかる負担を減らしたい方は要チェックです。
シーン③:自宅での学習や登校準備で便利なアイテム
小学校に入ってからは、それまでと異なり、自宅での学習や登校の準備など、子どもたちが帰宅してからやることが格段に増えていきます。
そのため、お子さまの自由な時間を確保するための時短グッズは非常に重要。ここからは、そんな自宅で役立つアイテムの数々についてお届けしていきましょう。
1. 電動鉛筆削り
小学生になると学習時間が大幅に増えることから、文房具の消耗も激しくなります。とくに鉛筆の消耗スピードは早く、毎日の鉛筆削りと頻繁な補充は欠かせません。
そんなときにあると便利なのが電動鉛筆削り機。手動の小さな鉛筆削り機に比べたら圧倒的にラクで、なおかつ刃物が手の届く部分に露出していないので安全と言えます。1本あたり数秒ほどで鉛筆を削れるため、時短の面でも抜群の性能を発揮します。
一方、手動の鉛筆削り機でも、形状は電動鉛筆削り機とそこまで変わらず、電気の代わりに本体背面のハンドクランクを回すことで鉛筆を削れる物があります。ある程度、電動に近い性能を発揮してくれるので、お子さまに電動機器を扱わせるのが心配な方は、そちらもチョイスしてもいいかもしれません。
2. チャック付き連絡袋
学校では数多くの連絡プリントや宿題の紙などが配布されるので、忘れずに持ち帰ることはもちろん、なくさないように保存しておくことも重要です。
とはいえ、大量の教科書や荷物にまぎれて、いつの間にかプリントがなくなってしまうこともしばしば。そんな事態を防いでくれるのが、チャックつきの連絡袋です。
とくにA4サイズの連絡袋を持たせておけば、ランドセルへの収まりもよく、ほとんどのプリントを次々と入れられるので、プリントの持ち帰り忘れやなくし防止にもつながります。
また、帰り際に雨が降った日でも、チャックつきの連絡袋なら重要なお知らせが記載されたプリントを濡らさずに持ち帰れます。
3. 名前シール
運動靴、上靴、文房具、ノート、教科書、ランドセル、体操服など、名前を書き込む必要がある物は非常に多く、すべて手書きで名前を入れていたら日が暮れてしまいます。
そこで事前に名前が印刷されたシールを買っておけば、大幅に作業時間を短縮できます。また、油性ペンやボールペンで名前を書く場合は、書き間違いのリスクが非常に大きいのですが、名前シールなら間違えることはありません。
ほかにも鉛筆のような小さい文房具には、名前を書き込むことが難しいので、縦に貼ったり、角に沿って巻きつけるように貼ったりと応用が利きます。シールを貼り付けられる物であれば、油性ペンやボールペン以上の利便性を発揮することもあります。
あってよかった!保護者が助かるアイテム2選
学校に行くのは子どもたちだけではありません。授業参観や運動会、もしくは何かしらの面談などで保護者が学校に訪れることも多々あります。
さらに、保護者が自宅での連絡帳記入や書類作成など、学校に関わる作業も増えています。ここからは、学校と家庭の両方で役立つ便利なグッズをご紹介します。
1. 携帯用スリッパと靴を入れる袋
保護者が何かの行事などで学校を訪れるとき、室内用の履き物などを用意することになります。
授業参観や学習発表会といったほかの方々も数多く学校を訪れる行事では、外靴からスリッパに履き替えるタイミングが忙しくなりがち。そこでおすすめなのは、ササッと履き替えやすいスリッパを持参することです。
学校によっては、人数分のスリッパが用意されていることもあったり、大規模な行事でなければ学校側のスリッパで足りる場合もあります。しかし基本的には、携帯用スリッパを持っておけば、どんなときにでも対応できるので安心です。
また、袋があると校内での移動など便利ですので、外靴を入れるサイズの袋を用意すると安心です。
2. 上履き洗濯ネット
1週間の時間割りをすべてこなした後、お子さまは休日に期待して元気よく帰宅してくることでしょう。しかしその手には上靴を入れた袋が……。
学校によって頻度は異なりますが、休日に入るタイミングで上履きを持ち帰って洗うように指定されていることも多く、保護者にとっては手間の増える作業です。
そんなとき活躍するのが、上履き用の洗濯ネット。ブラシなどでこすらないと汚れが落ちないイメージもありますが、汚れが軽い場合は専用の洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うのも有効です。
その一方で、お子さまのお手伝いの一環として、自分で洗うように促せば、自立心や生活力を養ういい機会となるかもしれませんよ。
お子様の安心と安全が一番重要
大人と違い、小学生にとっては日常のすべてに危険がまぎれ込んでいますし、些細に感じていることでも大変な労力が必要なことも。
しかし現代では便利グッズを揃えることで、そんな子どもたちの負担を少しでも減らすことができます。
とくに最初に紹介した「見守りGPS」は、お子さまの安全を守る上で活躍するアイテムです。おすすめしたauの提供する『あんしんウォッチャー』、ぜひチェックしてみてくださいね。