先輩ママに聞きました!入学後に買い足した、あると便利なアイテム15選
小学校生活をスタートしてみると、保育園・幼稚園とは環境が大きく変わったことに気づきます。カンペキに準備をしたつもりでも、実際に経験してみると、困ったことや不便なことに直面することもあるようです。
小学校での新生活を応援する気持ちをこめて、ここでは先輩ママたちが取り入れている「あると便利なアイテム」をご紹介します。
お子さまの学校生活をサポートする買い足しアイテム<10選>
小学校に入学してみて、「不便だな」「困ったな」と思ったことを、アイデアグッズなどで解消しているご家庭も多いようです。どんな点に不便さを感じているかも合わせてチェックしてみましょう。
なお、学校独自の規定やルールが不明な場合は、持ち込み可能かどうか、事前に確認してから購入されることをおすすめします。
[1]ポケットがない服でも安心な【移動ポケット】
移動ポケットは、ポケットのない洋服を着た際に、ポケット代わりにティッシュやハンカチを収納できるポーチです。ポシェットタイプや、洋服に留めて使用するクリップ式が多くみられます。
小柄な低学年のうちは、ポケットがないレギンスパンツや、ポケットが浅くてティッシュやハンカチが入りきらないパンツ、スカートが少なくありません。
移動式ポケットがあれば、洋服を購入する際に"ハンカチとティッシュが入るサイズのポケットがついているかどうか"を気にする必要がなくなります。手持ちの洋服にポケット付きのものが少ない場合も、これがあれば安心です。
[2]クリップ式で服を選ばない【穴が開かない名札留め】
登校後は必ず名札をつけて過ごす小学校が多いのですが、名札の安全ピンを洋服に留めると、素材によってはほつれやすくなり、穴が目立ってしまうことも…。
そんなときに活躍するのが、穴を開けずに名札留めができる便利アイテムです。
名札を直接洋服に留めるのではなく、このアイテムの所定の位置に留めて、アイテムのクリップで洋服を挟んで留めることができます。
「穴が開かない」「名札」などのキーワードで検索すると見つけやすいですよ!
[3]ランドセルに入りきらない荷物に【マチ付き手提げ袋】
小学校生活に慣れてきたな…と思っていると、授業や活動でいろいろ持ち物が増えてきます。「小さな体で、こんなにたくさん持っていくの!?」と驚くことも。
ランドセルに収まりきらない大きさのものを持っていかなければならない日も出てくるので、大きめの手提げ袋を買い足すご家庭が多いようです。
選ぶ際のポイントは、
- 厚みのある荷物が入る「マチ付き」にすること
- 長めの持ち手と短めの持ち手両方がついていること
の2点です。
盲点なのが持ち手。登校時は肩にかけられる方が重さを感じにくいのですが、学校では机の横に掛けることになるため、長い持ち手だけだと床に引きずってしまいます。
学校の持ち物収納ルールにもよりますが、長短両方がついているものが色々なシーンで使いやすくおすすめです。
[4]意外に大変な鉛筆削りをラクに【電動鉛筆削り】
低学年のうちは、小学校から持ち替える筆箱をチェックして、芯が折れたり先が丸くなった鉛筆を削って、というフォローを親がしなければならない家庭が多いです。
これは、いざ体験してみるとすごく面倒…! 手動だと自分ではうまくできないのか「ママやって」と言われて、毎日毎日大変な思いをすることになります。
とくに小さな手動式の鉛筆削りだと、登校直前の朝に気づいて間に合わないことも。
だからこそ、買い足すなら電動がおすすめです。挿しこむだけで削れる電動式のものが1台あると、お子さん自身でも使えます。1本につき数秒で完了できるので、朝の忙しい時間帯でもパパっと鉛筆削りができて安心です。
[5]リビング学習に必須の【卓上クリーナー】
学習する習慣が身に着いていない低学年では、リビング学習が基本。
学習の際にダイニングテーブルを使用することもありますが、食事をするスペースに消しゴムのカスが散乱しているのは気になりますね。
そこでおすすめしたいのが、卓上型のミニクリーナーです。乾電池式や充電式など、コードレスで利用できるタイプなら取り回しが良く、軽量タイプならお子さまも使えます。
1台あれば、ダイニングテーブルの上をきれいに保てて快適です。
[6]毎日チェックして達成感を味わう【おしたくボード】
保護者や先生が生活のフォローをしていた保育園・幼稚園とは生活がガラッと変わり、小学生になると自分自身でタスク管理をしなければならなくなります。
でも、本人にまかせると、まだまだ「何からやればいいの?」となってしまう時期。
そこでおすすめしたいのが、タスクを "見える化"する「おしたくボード」です。
朝・放課後・夜にやることをボードにまとめておき、タスクを終えたことがわかるようにすると、達成感が味わえます。ホワイトボードに手書きしたり、マグネット式の市販のものを使用したりと、いろいろなスタイルで導入できるので、検討してみましょう。
[7]紛失・置き忘れを防止【ランドセルにつけられるキーケース】
小学生になり留守番デビューをしたときに起こりやすいのが、鍵の紛失や置き忘れ。
どこかに落としてしまったり、遊びに行った先に忘れてきたり、留守番を頼んだのに自分の部屋に置いたまま登校してしまったり…、親としては心配や不安が尽きません。
ランドセルにつけられるキーケースを利用すれば、鍵をなくすリスクが減ります。
つける時には、「目立たない場所につける」「鍵を持っていることを他人に気づかせない」「ランドセルに住所を書かない」などの配慮を。
お子さまにも、鍵の扱いについてしっかり注意点を伝えましょう。
[8]忘れがちだけど急遽必要になる【雨の日アイテム】
雨傘やレインウェア、長靴も安全な登校のために揃えておきたいアイテムです。
小柄な低学年のうちは、傘を広げるとかなり視界が狭まります。また、ドライバーの視界も悪くなるため、車両から気づいてもらいやすいカラーを選ぶことも重要です。
傘同様、レインウェアも「視界」「視認性」優先で選びましょう。
- 丈夫で軽量な素材
- 小さな手でも持ちやすい太さ
- 見通しがよくなる透明窓つき
- 暗い場所や遠くからでも視認しやすい色・デザイン
- 安全ストッパー付きの手動式
両手がふさがっていても使えるワンタッチ式のジャンプ傘は便利ですが、周囲への配慮も不足しがちなので、低学年のうちは手動式のほうが安心です。
なお、長靴が苦手なお子さまには、防水機能のある運動靴もおすすめです。普通のスニーカーと同じ感覚で歩けるので、学校まで歩く距離が長い場合もストレスになりません。
[9]離れていても登下校をみまもれる【GPS端末】
小学生になると、親の付き添いなしで登下校をするようになりますが、「迷わず学校に着けた?」「まだ帰って来ないけど、どこにいるの?」など、心配してしまうのが親心。
寄り道して全然帰って来ず、心配になって探し回っている間に帰ってきてすれ違ってしまう…ということがあるかもしれません。
自主性は尊重したいけれど、居場所は知りたい。そんなご家庭で取り入れているケースが多いのが、みまもり用のGPS端末です。
学校への到着・出発や、近所の公園を通過したとき、通知が来るので居場所や行動が把握でき、とっても安心。ひとり行動を始めたばかりのお子さまを、遠くからそっとみまもれます。
[10]食べる時間が待ち遠しくなる【お弁当箱】
給食がなく毎日お弁当が必要な学校はもちろん、そうでない学校でも、校外活動に備えて1つは持っておきたい「お気に入りのお弁当箱」。
保育園・幼稚園で使っていたお弁当箱だと、子どもっぽい・サイズが小さくて足りないなど、お子さま自身が嫌がることも。食べる量に合う容量のお弁当箱の中から、お子さまに選んでもらいましょう。
容量の目安は、小学校低学年なら450ml~600ml、高学年では600ml~850mlです。
集団行動のため食事の時間が決まっているので、サイズ選びに迷う場合は小さめにするのがおすすめ。食べきった達成感が味わいやすくなります。
保護者のための買い足しアイテム<5選>
宿題をチェックしたり、行事で学校を訪問したりと、お子さまの学校生活をサポートするのは、保護者の役割でもあります。イメージしていたより出番が多く、驚くことがあるかもしれません。
保護者自身が、「自分のために買い足したい」と思うことが多いアイテムにはどんなものがあるでしょうか? すでに小学生のお子さまをお持ちのママパパに聞いてみました。
[11]床の冷えや硬さが気にならない【携帯用スリッパ】
授業参観や面談、学校行事はもちろん、お子さまの体調不良時の送迎など、1年を通して学校を訪問する機会は意外に多くあります。そのたびに必要になるのが、携帯スリッパです。
学校訪問時は底冷えする体育館で立ちっぱなしになったり、階段を上り下りしたり、行内で一部分だけ外靴に履き替えなければならない場所があったりと、スリッパにストレスを感じることも。
コンパクトさを重視するなら折りたたみ式ですが、着脱のしやすさや底冷え対策を優先するなら、靴底に厚みがあり折りたたまないタイプの携帯スリッパと、優先順位に合わせてセレクトするのが良いでしょう。試しながら自分にとってのベストを見つけてみてください。
[12]すぐに買いなおせないものを補修する【修理用グッズ】
「ほつれた」「破れた」「外れた」「切れた」など、学校指定の学用品や、店舗に在庫がなく取り寄せが必要なアイテムが、困った状態になってしまうことも。お子さまによっては、けっこう頻繁に起こります…!
費用の問題だけでなく、入手困難ですぐには買いなおせないこともあるので、自宅に修理用グッズを揃えておくと安心です。裁縫用具、布用ボンド、プラスチック用接着剤、伸縮性のあるビニールテープは、とくに重宝するアイテムです。
[13]宿題や連絡事項のフォローに重宝する【「見ました」ハンコ】
子どもが学校から持ち帰る連絡帳や音読・計算の練習カードなど、小学校生活では保護者に確認を求められるシーンが多々あります。その際に、サインやひと言メモなど、何らかのコメントが必要です。
「コメントを考えるのが苦手」「夕方は忙しいので手書きサインもストレス」といった保護者に人気なのが、ポンと押すだけで意思表示ができる「見ました」ハンコです。
サイン代わりに名前の認印を押すのも良いですが、お子さまが好きなキャラクター付きのハンコにすると、練習カードを埋めたいという意欲につながるかもしれません。
[14]梅雨時期や洗い忘れがあったとき活躍【靴乾燥機】
突然の雨や水を使った活動で登校用の靴がびしょ濡れになったり、明日学校だという日曜の夜に「上履き洗ってなかった!」と言いだされたり。学校に履いていく靴の決まりがある場合は、とくに困ってしまいます。
予備の靴や上履きを用意しておくと回避できますが、すぐにサイズが変わってしまうので大量のストックもしにくい…そんななかで、毎日のように靴が濡れる梅雨時期が来ると、明日履いていく靴どうしよう…となってしまうこともあります。
そこで活躍するアイテムが「靴乾燥機」です。夜に気づいてセットしておけば、翌朝にはカラッと乾いて快適に履くことができます。
靴が汚れやすい運動部に入る高学年などにも活躍するので、買って損はありません。
[15]朝突然言いだされても安心【消耗品ストック】
上で「靴の予備」についてふれましたが、基本的に「なんでも余分に」ストックしておくことが親にとってのストレスを減らすことにつながります。
お子さまの送り出しのために必死になっている朝に突然、「ノートのページがもうない」「消しゴムなくした」「上履き小さくなって足痛い」と言われてみてください。
早朝だと開いているお店が少なく、物によっては入手できないものもあります。仮に、コンビニで買えるようなものだとしても、怒らずにこやかに「買ってくるから待っててね♪」と言える保護者は少ないのではないでしょうか…。
ノート、消しゴム、のり、セロテープなどの文房具が多いのですが、絵具、算数セット(定規やコンパス)も1セット予備があると安心。上履きは0.5cm刻みで常に大き目サイズを1足ストックしておくと焦らずにすみます。
学校生活に合わせてアイテムを更新していこう
入学準備で、小学校生活に必要なアイテムを買いそろえたはずが、いざ経験してみると、イメージしていた学校生活とは異なることも。お子さまの快適な学校生活のために、必要なアイテムを更新していきましょう!