キッズケータイではなくGPS端末を選ぶ理由とは?
みなさんにお聞きしたいのですが、キッズケータイではなくあんしんウォッチャーにした理由はなんですか?
うちの子どもが通う学校、スマホだけでなくキッズケータイも持ち込みNGなんです。キッズ用GPSは持ち込み可能なので、比較検討してあんしんウォッチャーを選びました。
学校・学童のキッズケータイの持ち込み不可はよく聞きますね。子どもの学校は原則禁止ですが、届出制で許可が降ります。ただ、手続きがかなり面倒でやめました。
電車通学をする子もいる学校なので持ち込みは容認されていますが、我が家の方針として、電話・メールのマナーやSNSの危険性を理解できる年齢までスマホやキッズケータイは持たせないことにしています。
なるほど、学校への持ち込みが可能な環境でも、あえてGPS端末を選ぶという人もいるんですね。
低学年はオモチャとキッズケータイの区別がついていないことでトラブルが起きるし、学年が上がるとSNSを使い出してお友達とトラブルが起きると聞くし…スマホの導入は特に慎重になってしまいますね。
あんしんウォッチャーの持ち歩き、どうしてる?
子ども用GPSの使い方について具体的にイメージがわかなくて。みなさん、普段どんなふうに持ち歩いていますか?
専用シリコンカバーをつけて、ランドセルの側面のフックにつけています。
習い事はまだ1人では行かないので、今は登下校時だけ持ち歩いている感じ。
うちは登下校時にはランドセルのファスナーポケットに入れています。
小3の方は、習い事や公園遊びに1人で出かけることもあるので、そういう時はランドセルから出して移動ポケットに入れていますね。
うちも前その方法だった!
でも、ランドセルから出した後、戻し忘れることってありません?
あ、この前やりました!
その日に限って、帰宅時間が遅くなったりしてヤキモキしました…。
戻し忘れ、やっぱり起きますよね。
うちはそういうのが頻繁に起こって懲りたので、2台用意して、ランドセル分は充電時以外入れっぱなしにしています。
2台用意はすごい。でも、維持費が心配かも。
あんしんウォッチャーは、2台目の月額料金が無料なんです。
うちは姉妹に1台ずつ持たせているけど、2台目の妹のほうは端末を購入しただけで、維持費はゼロ。
そうそう、2台を1台分の月額料金で利用できるので、コスパがかなりいいですよね。
コストを考えるなら紛失防止トラッカーでもよくない?
コスト面でいうと、AppleのAirTagが一番安いと思うんですが…。
あ、iPhoneユーザーだと一瞬それ考えますよね!
私も検討したことあります。
いわゆる紛失防止トラッカーですよね。人ではなくてモノの紛失防止を目的にしているので、子どもの見守りには向かないって聞いた。実際どうなんでしょう?
誤解を解いておくと、AirTagにはGPSは搭載されていないんです。
近くにあるiPhoneと通信接続して位置情報を取得するシステムなので、行き先や移動経路にiPhoneユーザーがいないと測定できなくなってしまうんですよね。
え、そうなんだ…!
GPS機能あると思ってました。
そうか、小学生はiPhoneを学校に持って来ないし、先生も教室に持って来ない可能性があるから、そうなるとちゃんと登校したのかの確認が難しそう。
たしかに。登校したのかが確認できないと、不安ですね。
あんしんウォッチャーだと移動経路も確認できるんだけど、AirTagは今ある場所しかわからない。そこも不便な気がします。
みまもり目的の場合、移動経路によって今どんな状況なのかが把握しやすくなるから。
ああ、それあります。
「寄り道しているみたい」とか「同じ場所にしばらくいるけど、ランドセル置いて遊んじゃってるのかな」とか、経路を見るとわりと気づけますもんね。
連絡手段がないのって、かなり不便なんです
上の子が1年生の時、登校中に何度か迷子になってしまって。
ご近所の方が見つけて連絡をくれたり、本人が「学校に着けなかった」と言って戻ってきたり…。
新1年生あるある!
上の子が小学生になったときに気づいたんですけど、子どもからの連絡手段がないのって、困ること多いですよね。
それ、今まさに実感しているところです。
大人同士だとスマホや携帯電話ですぐ連絡が取れるけど、子どもは持っていないですもんね。キッズケータイの持ち込みを禁止している学校がほとんどだし。
※文科省では、小学校への持ちこみについて原則禁止の方針を示していますが、登下校時の児童の安全確保や遠距離通学、公共交通機関を利用した通学など、緊急時の連絡手段として携帯電話を持たざるを得ない場合などは例外的に認めるとしています。学校への持ち込みについては、学校の指導に従ってください。
そうそう。道に迷っても私に知らせる手段がないし、私も気づけないし…。連絡手段がないと、こういうところが不便なんですよね。
それであんしんウォッチャーを使うことにしたんです。
でも、あんしんウォッチャーって通話機能はないですよね。
登校時にずっとアプリ画面を見ていないと、迷っているのに気づけない気がしますが。
あんしんウォッチャーには、本体のボタンを押すと、今いる場所の位置情報が保護者のスマホに通知される機能があるんです。「道に迷ったらボタンを押す」というルールにして、ボタンを押したらその場から動かないように伝えました。
アプリ画面をずっと見張っていなくても、通知が届くので安心です。
なるほど!
うちの子、最初のうちは遊びで頻繁に押しそうな気がします。
誤作動やイタズラのたびにアタフタしそう(笑)。
事前に親子でしっかりルール決めをしておくのが大事かもしれない。
でも、位置情報発信はボタンを長押しする必要があるので、誤作動は今のところないです。
あんしんウォッチャーは、子どもの居場所を示すアイコンをタッチすると、そこに辿り着くための経路がGoogle Mapですぐ表示できるんですよね。
通知で「迷子になった」とわかって迎えに行くとき、この機能がめちゃくちゃ便利だと思いました。
そんな機能があったんですね!
なるほど、アイコンをタップすると「ここまでの経路を表示」というメニューが出るんだ。
「ストリートビューを表示」も便利ですよ!
私が行ったことのない道に子どもが迷い込んでいた時があって、ストリートビューでどんな場所か確認できたおかげで私自身が迷わずに済んだ経験があります。
子どもが持つなら、シンプルが一番!
GPS端末の使い方や、あんしんウォッチャーの機能がだいたい把握できました。
個人的に気になっているのが、「この機能だけで足りるか」ということですね。
防犯ブザーやボイスチャット機能付きの端末もあるじゃないですか?
上の子の時から数年間、いろいろなGPS端末を試してみた経験から言うと、GPS端末は機能が多いものよりシンプルなものの方が使い勝手がいい気がします。
え、そうなんですか?
機能が多い方が安心材料が増えると思っていたんですが。
子どもの年齢にもよるけど、とくに低学年は複雑な操作ができないので、最初のうちは「何かあった!?」と焦って迎えに行ったけど、慣れると「またか」になって、本当に困っている時に気づけなかったりしたんですよね…。
あくまでも“私たち親子の場合は”なので、うまく使えているご家庭もあるとは思います。
あの、防犯ブザーっていうことでいうと。
防犯ブザーとGPS端末は別々のものの方が良いんじゃないかと。
うーん、たしかに…。
防犯ブザー付きがダメというわけじゃないけど、いざという時に投げられるようにしておくのが難しいですからね。
投げるって、どういうことですか?
防犯ブザーって、大きな音で相手を驚かせたり、周囲の注意を引いたりするためのものですよね?
防犯ブザーにもいろいろなタイプがあるし、目的によって多少使い方が違ってくるとは思うんですけど。
警察署などで推奨している使い方は、「防犯ブザーを鳴らしたら、逃げたい方向と逆側に投げる」ですよね。焦った不審者が音を止めようと防犯ブザーに気を取られている隙に逃げる。
私も最近知ったことなんですけど。
イタズラや間違いで鳴ってしまうこともあるので、小学生が持っているだけだと、周囲があまり気にしてくれないパターンがあるそうで。
そういう点でも、用途に合った機能なのか確認するのも大事ですね。
私、あんしんウォッチャーを使い始めた時に、バッテリー持ちがすごくいいのに驚いたんです。
バッテリー持ちって結構違うものなんですか?
全然違います!
バッテリーが1週間持たないような端末もあって。頻繁に充電しないといけないのはストレスでしたね。ランドセルから外すと戻し忘れもしやすくなるし。
その点、あんしんウォッチャーは1か月くらい余裕で持ちます。
わ、そんなに違うんですね!
たしかに充電切れやすいのは困るかも。
子どもが端末から操作をしなくても、「学校に着いた」「学校から帰る」みたいなことは、スポット登録をしておけば通知で把握できるし。
特に不便さはないですね。
到着・出発が通知されるんですか。
自分からアプリで見に行く必要がないのは便利ですね。
そう、この通知機能がいいですよね。
学年が違うと子ども2人の帰宅時間も違うし、下の子の習い事の送迎をしている間に上の子が帰宅する日もあるので、通知があると安心できます。
みまもるだけじゃない!親子のコミュニケーションにも役立つ
この前、学校で遠足があって、あんしんウォッチャーを子どものリュックに入れていたんですけど…。ちょっと楽しい発見があったんです。
あ、遠足みたいな遠出に持ってもらうのはいいですね。
土地勘ない場所での迷子対策として。
そうそう、持ってもらった理由は迷子対策なんです。
でもちょっとね…これ見てください。
あ、動物園ですね。
そう、遠足の行き先は動物園だったんです。
「そろそろ着いたころかな?」と思ってアプリを開いてみたら、ちょうど目的地そばの道路に子どものアイコンがあって。無事に到着したようだとわかりました。
それは安心!
小学校の遠足だと同行はできないけど逐一連絡くれるわけでもないですもんね。
そのあとは30分おきくらいにアプリをチェックしてみて。
「広場にいるようだから今お弁当タイムかな?」「何の動物見ているのかな、ここが気に入って長くいるみたい」と、おおざっぱだけど子どもの行動がわかって、一緒に遠足を楽しんでいるような気分に(笑)。
それは絶対楽しい!
いいなあ。うちも今度やってみよう。
上の子はもう大きいので、こんなことをやると嫌がられそうですけど、下はまだ子どもっぽいところがあるので「ときどき見てたんだよ~」と言ったら「ママも一緒に遠足に行ったみたいでうれしい」と喜んでいましたね。
なるほど、寄り添って一緒に行動しているような感覚を喜んでくれる子もいるんですね。
「みまもる」と言いつつ行動を「みはる」ような罪悪感があったんですけど、そうでもないのかな。
出かけるときに必ず持つのが習慣化しているから、「みはられている」ということを意識しなくなっているのかも。今回のことで、子どもがストレスを感じにくい低学年のうちに使い始めると、いろんな楽しみ方ができそうだなと思いました。
子どもに与えたいのは、みまもられる安心感
座談会参加者からは、あんしんウォッチャーの意外な活用法や、親子の絆を強める導入方法まで、貴重な声を伺うことができました。
GPSの性能や端末・アプリの機能など、使ってみてはじめてわかることも多ですが、あんしんウォッチャーの導入をご検討する際に、生の声を参考にしていただければと思います。
お子さまのひとり行動をみまもる「御守り」として、あんしんウォッチャーをぜひお役立てください。